虹雲さんのうた一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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- ビル群の空き地を占める雑草の菜園よりも豊けきその色 平成二十二年十月二十八日 3 もっと見る
- 時雨きて武蔵野の森の薄墨樹々の精霊豊かに濡るる 平成二十二年十月二十八日 6 もっと見る
- 軍艦の浮かべる海を見下ろせる峠に咲きしヨメナ明るき 平成二十二年十月二十三日 6 もっと見る
- 青みたる野分吹く野に揺れまじる黄の穂セイタカ銀の穂ススキ 平成二十二年十月二十三日 3 もっと見る
- さみしさの夢さめざめと反芻す紫淡くホトトギス二輪 平成二十二年十月十一日 8 もっと見る
- 乙女子のおののきのごと生れきては光こぼせる薄の初穂 平成二十二年十月八日 10 もっと見る
- 葉をふるう桜並木の枝透かし黄金の空の炎上を見る 平成二十二年十月七日 10 もっと見る
- 紅の奥に潜める哀しみを花持つ故に秋に咲き出ず 平成二十二年十月五日 8 もっと見る
- さみしさの極みの白き花びらよ夕顔に降る光の銀砂 平成二十二年十月二日 7 もっと見る
- 透明に地を覆い行く風吹きて六根清浄白き夕顔 平成二十二年十月二日 6 もっと見る
- 薄墨の秋雨の野に濡れそぼつ黄金の稲とマンジュシャゲ 平成二十二年九月二十八日 5 もっと見る
- 彼岸花斜めに光が射しきたりたまゆら深む花の緋色 平成二十二年九月二十八日 6 もっと見る
- 天にいる西郷どんよ出でませよもうすぐ日本は中国属国 平成二十二年九月二十五日 9 もっと見る
- 引継ぎし餓死の遺伝子この村の稲田に沿いて彼岸花烟る 平成二十二年九月二十二日 11 もっと見る
- 流れ出ぬ血を持つ花か曼珠沙華消え行くなべて無念の静寂 平成二十二年九月二十二日 5 もっと見る
- 草むらに千の露生れ光射す秋の歩みは音もなくして 平成二十二年九月十九日 22 もっと見る
- 筋雲の空の奥なる水琴窟藍滴らす残響澄めり 平成二十二年八月三十日 6 もっと見る
- 藍深むジブラルタルの海を吹く風の消ゆるは薔薇の吾が園 平成二十二年八月二十八日 8 もっと見る
- なんとなく豊けき心地に揺れているエノコログサの青き穂頭 平成二十二年八月二十七日 10 もっと見る
- 郷愁と呼ぶには冥き夏熟るる異界を照らしカンナの火群 平成二十二年八月二十日 6 もっと見る
