カモメとスミレさん
のうた一覧
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夏はまだ過ぎぬものとぞ思ひしを夕空低く飛ぶ秋茜
令和元年九月十日
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天守より唐津の街を見渡せば蝉さんざめき海風の吹く
令和元年九月十日
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油蝉声嗄れるまで鳴きつくしあとは疏水の水の足音
令和元年七月二十五日
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日を透かし木槿の花びらやはらかく琵琶湖疏水に陰翳落とす
令和元年七月二十五日
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懐かしき面影探し彷徨へば地図破り捨てひとりゆく旅
令和元年七月二十五日
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人家より幼子笑ふ声がして我が身孤独の沁み渡るなり
令和元年七月二十五日
5
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境内の少女の脛は白々と一筋伝ふ泥黒々と
令和元年七月二十四日
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ぬかるみをやさしく踏みぬやはらかく冷たき泥が爪先洗ふ
令和元年七月二十四日
7
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献燈の文字黒々とさへわたりこの地で生きる人の名を知る
令和元年七月二十四日
5
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うら若き母は小さき手を引きぬかつての友は人の子の親
令和元年七月二十四日
3
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この土地を二十歳で捨てた我なれば祭り連れ出す友人あらじ
令和元年七月二十四日
3
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一反の布になりたし別々の蚕が生みし生絲のごとく
令和元年五月二十七日
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ぜったいに捨てないでねと祈りつつコンソメで煮るセロリの葉っぱ
令和元年五月二十四日
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軒先の鳥が抱卵するように優しい温度で愛してみたい
令和元年五月二十二日
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君ははるか遠くの街へ行くという白木蓮は別れの季節
令和元年五月二十日
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残像は雷電のごとほとばしり白木蓮の花びら光る
令和元年五月二十日
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振り向けば白木蓮は黒ずんて君との時間も終わってしまう
令和元年五月二十日
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木蓮の花を踏みつつどこまでもセーラー服の裾ひるがえる
令和元年五月二十日
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「鶯が上手に鳴くようになったね」木香薔薇の盛りの季節
令和元年五月十九日
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