かるべまりさんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- てすさびに浮かぶ菖蒲の葉をさきてゆらめくあぶくをじっとみつめる 令和元年五月六日 4 もっと見る
- 連休は六畳一間に友呼びて安酒を煽り倒れ伏す 令和元年五月六日 2 もっと見る
- 君が背伸びしてくれたインク瓶ひたしてしたたむ雨夜のぬるさ 令和元年五月六日 2 もっと見る
- 鉄塔に透ける夕焼け幾すじも溶けひろがって微風をよこす 令和元年五月三日 7 もっと見る
- ガレージで親爺がよしずを洗いたる初夏の日差しに煌めく白泡 令和元年五月一日 8 もっと見る
- 春の日の三寒四温はしかし春上着に扇に痩せ我慢 平成三十一年四月三十日 1 もっと見る
- 謬の字は言葉の鳥のもつれたると教えし我が師はいまいずこ 平成三十一年四月三十日 2 もっと見る
- 石段に人にぎにぎし谷中にて易者に鼻よす黒髪をとめ 平成三十一年四月三十日 3 もっと見る
- 浅草のにぎわいかしまし公会堂芸者踊って平成送る 平成三十一年四月三十日 2 もっと見る
- 休日の光のどけき昼下がり煙たつたつ実家のかまど 平成三十一年四月二十八日 4 もっと見る
- みんなして長所を並べて何になろう互いに嘘つく採用試験 平成三十一年四月二十四日 8 もっと見る
- カマキリの緑と赤とが目に痛い未だ乾かぬアスファルトで 平成三十一年四月二十四日 4 もっと見る
- 終電で帰って叱る親もなし明日の内臓だけが泣く 平成三十一年四月二十三日 6 もっと見る
- 人なだれ親切心で身を引けばたちまち潰さるラッシュアワー 平成三十一年四月二十二日 6 もっと見る
- 聖堂に入らずこぼれるきょうだいの顔輝けり今日は祭日 平成三十一年四月二十一日 4 もっと見る
- 復活を祝いあふれる汝が子らに春風の息吹をふと送られる 我が神 平成三十一年四月二十一日 4 もっと見る
- 聖堂に蛾のまよいくる徹夜祭さこそ我なり羊にはあらず 平成三十一年四月二十一日 4 もっと見る
