猫谷しゅうさん
のうた一覧
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胎児へと還すみたいに猫を抱く足りないものを補うように
令和四年五月十三日
9
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風も木も自然はすべて感情の器になった詩人の瞳には
令和四年五月二日
5
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春雨のやさしい牢に囚われてより鮮やかだ本の景色は
令和四年五月二日
3
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横道に逸れた話は広がっていつしか波紋だらけの水面
令和四年四月二十七日
5
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待ち人に手を振るように柔らかく橋に結ばれているストール
令和四年四月二十七日
2
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静けさが響く図書館その中に気の合う本の鼓動をさがす
令和四年四月二十五日
10
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両脇に花の並んだ庭をゆく猫のランウェイ見届けて 春
令和四年四月二十五日
6
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空想を飛ぶ羽だろう軽やかに心に棲まう本を開けば
令和四年四月二十三日
3
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蛹から抜け出たような朝にいて珈琲を飲むはじめての町
令和四年四月二十三日
5
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陽だまりに浸かりすぎたと猫がやや春の死角でひと休みする
令和四年四月十一日
5
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図書館に沈殿してく静寂で呼吸が整う深海魚になる
令和四年三月二十二日
6
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折り合いのつかない記憶はさみしさが埋めては削る砂浜の城
令和四年三月二十二日
3
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清廉なメトロノームもたましいのビートで狂いたいときがある
令和四年三月十八日
5
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組み上げたボトルシップが夢に見る大海原のよどみない青
令和四年三月十六日
5
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忘却の地層でたまに光るから発掘をする思い出がある
令和四年三月十六日
4
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満月をつかまえたくてベランダでコーヒーカップの水面にうつす
令和四年三月十五日
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文旦の爽やか過ぎる甘みから青春不足おぎなってます
令和四年三月十三日
4
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やわらかく深夜を支配するようにコンビニたちが銀河をつくる
令和四年三月十二日
5
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回遊魚みたいに過ごす少女らは渋谷の街を水槽にして
令和四年三月十日
6
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奥へゆくほどに濃くなる古書店の匂いに本の樹海を惑う
令和四年三月十日
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