日置鳩子さん
のうた一覧
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為朝の射ち落としたと指させば溟海にたぎるジュラルミンの月
平成二十九年十一月二十六日
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打てや打て夜雨に手拍子打つならば冬の心ののどけからまし
平成二十九年十一月二十六日
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火縄銃 銘「夜雨の手拍子」
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昨夕捨てられた子猫か自販機に人のくる度か細く鳴きいる
平成二十九年十一月二十三日
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H25
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裏側に思いを馳せる人のなき月の差す銀の邪馬台国
平成二十九年十一月十四日
14
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見守られ産卵している海亀はマリア・カラスの薔薇を知らない
平成二十九年十一月十日
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にじんだり時に溶けたり色づいたり水溶性なのでしょう人は
平成二十九年十一月十日
13
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しずかなる時を曳きて寒昴手押し車の影渡りきる
平成二十九年十一月九日
15
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傷ついた心を凍土にビルを建て東京だとはあわれ世の中
平成二十九年十一月九日
14
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ぽこぽこと鍵や判子の作られてあわい世界をむずかしくする
平成二十九年十一月四日
13
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荷台から落ちた巨峰の歌い出し溶けだしていく銀のフラミンゴ
平成二十九年十一月四日
1
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ジョイフルの灯りをこころの温もりにエプロンを干す介護職員
平成二十九年十一月三日
13
H20.10
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百年の孤独の酒のしるしると臓腑に沁みて花となりたり
平成二十九年十一月一日
20
H26.5
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夕やけにワルツを踊るオルゴールの硝子の破片の音のしてやむ
平成二十九年十月二十九日
14
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泣いている子の独裁者となる日までシッカロールの夢でおやすみ
平成二十九年十月二十日
10
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胸奥の水琴窟を響かせて夜明けの博多駅南二丁目
平成二十九年十月二十日
9
H26.2
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一休のように最期は喚くのか崩れ落ちる刹那の線香
平成二十九年十月二十日
8
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真夜中に赤、赤、赤と点滅する濡れた車道のガラスの破片
平成二十九年十月十九日
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あたたかくして早めに寝て下さいね薬剤師の温もりひとつ
平成二十九年十月十八日
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ベロ藍の月に足りぬはピアスだとグロックを向けるジョーカーもどき
平成二十九年十月八日
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流鏑馬の歓声花を揺すぶりて体育館倉庫の木馬
平成二十九年十月七日
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H26.3
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