横井 信さん
のうた一覧
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秋を行く列車から見るうっすらと雲に隠れる山の頂
令和七年十一月一日
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富士山の山頂が見えそうで見えない...
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秋風のさっと降りてく踏面に錆のういてる軋む階段
令和七年十月三十一日
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人はゆっくりです。
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うろこ雲浮いた空にはすっきりと風の流れる青い路筋
令和七年十月三十日
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風が気持ち良く吹いています。
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稲刈りを終えた田んぼのあぜ道でそっと見上げる色づく紅葉
令和七年十月二十九日
8
この時期になると実家にあった大き...
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通勤の一歩の重い月曜の空を見上げる朝の陽だまり
令和七年十月二十八日
9
陽だまりが嬉しい季節です。
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本を読むひとりの部屋の食卓にゆったり香る熱い珈琲
令和七年十月二十七日
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朝の温かいコーヒーが美味しい季節...
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読んでいた本を休んでゆっくりと雨の音聞く留守番の夜
令和七年十月二十六日
6
妻は旅行です。
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靴履いてそっと開いた玄関に忍び込んでるカエデの落ち葉
令和七年十月二十四日
8
落ち葉が増えてきました。
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旅に出る深まる秋の冷え込んだ澄んだ空気に朝鳥の声
令和七年十月二十四日
6
早起きしたら朝の冷え込みが気持ち...
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藁を積む刈田の畔に雨の降る秋の歩みのぐっと早まる
令和七年十月二十二日
8
急にびっくりするぐらい寒いです。
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きっちりとボタンをしめて歩き出す稲穂の揺れる秋の田園
令和七年十月二十二日
8
田んぼの稲刈りも進んでます。
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新しい上着を羽織り穏やかな秋の朝行く湿った歩道
令和七年十月二十一日
6
上着の必要な気温になりました。
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駅前のそっと色づく街路樹の落ち葉を風の旅に連れ出す
令和七年十月二十日
7
駅前のポプラの木はちょっと色づい...
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涼しさの戻る畑の秋茄子をこんがり焼いておいしく香る
令和七年十月十九日
6
秋茄子がたくさんとれました。
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通勤の朝のホームの陽だまりのちょっと恋しい秋のはじまり
令和七年十月十七日
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朝晩は上着の欲しくなる気温です。
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青空にうろこ雲浮く秋の野を両手を広げゆっくり歩く
令和七年十月十七日
7
気持ちの良い朝です。
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平日の最終列車で帰り着く明日も仕事の冷える秋風
令和七年十月十六日
6
週の真ん中の出張は疲れます。
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もう慣れた宿にひとりでたどり着く秋の夜長の森の雨音
令和七年十月十四日
9
七月に初めて来てから4回目の出張...
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百舌鳥のもう鬼ごっこする校門をそっとくぐって届く声援
令和七年十月十四日
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運動会の音が聞こえて来ます。
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河岸で魚を狙うアオサギのそっとすり寄る時間の流れ
令和七年十月十三日
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アオサギのゆっくりと動きに見惚れ...
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