水色一揆さんのうた一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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- 油蟬ふる里薄き思い出にこなたかなたへ宿りするらし 令和五年七月三十一日 7 もっと見る
- かやねずみ古き記憶のナビ駆ってこの毒の野を駆け抜けて行け 令和三年十二月二十日 4 もっと見る
- かやねずみまろびつ誘う密やかな風の下道ゆめさらさらに 令和三年十二月十八日 3 もっと見る
- 風巻いて枯葉降りくる我が夜に胸刺し通す凛冽の月 令和三年十二月十七日 8 もっと見る
- 桜姫昨日爛漫今日散って明日は青葉の若武者に 令和二年四月十五日 3 もっと見る
- 笹原を渡る噂や熊に猪鈴を鳴らして子ら帰りゆく 令和元年十一月十六日 3 もっと見る
- さしのべしその手懐かし白椿未生の姉は中空に萌す 令和元年十一月九日 10 もっと見る
- 草臥れた老いし山羊ありもろともに寝転んで聴く入相の鐘 令和元年十一月八日 6 もっと見る
- 雷は空見るよりもパソコンのからくれないの雨雲レーダー 令和元年五月十三日 4 もっと見る
- 大君は雑草なる名の草無しと米粒詰草今盛りなり 令和元年五月十日 7 もっと見る
- 葉桜に木綿単衣の心地よさ母は見ざりき我の回心 令和元年五月八日 4 もっと見る
- はじめての馬酔木くわえて確かめる旧き記憶あれ子ヤギは生きよ 令和元年五月八日 3 もっと見る
- 空青し換毛の山羊ふわふわと紛れ込みたり春の干し草に 令和元年五月六日 6 もっと見る
- 山羊は食み夫は茶で飲むゆるゆるとウラジロガシは尿路結石に効く 平成二十九年九月十七日 5 もっと見る
- 茄子胡瓜乗り物にして常世行く細部に宿る神は小さし 平成二十九年九月十五日 5 もっと見る
- エンド豆ジャガ芋キュウリ茄子キャベツ順に繋がる少しの生き甲斐 平成二十九年九月十五日 6 もっと見る
- しおり糸煌き震え渦巻いて今此処に在る不思議の壺中 平成二十九年九月十四日 3 もっと見る
- 淋しくて一人ぼっちの虚しさに揺らぐ真空恋のはじまり 平成二十九年九月十三日 5 もっと見る
- 風の間にきらりと光るしおり糸そのかみ父の左目涙 平成二十九年九月十三日 3 もっと見る
- 我が庭師ひたぶるに刈り掃き集む言葉散り敷く存在の庭 平成二十九年九月十三日 6 もっと見る
