コタローさんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
- 干上がりし池に水乞ふ白鷺の夕暮れ時を佇み止まぬ 令和三年十一月十二日 8 もっと見る
- あをぞらをはらりと落ちるもみぢ葉が芝生の上で晝寢をしたる 令和三年十一月十一日 9 もっと見る
- 庭園の川を覗けば數多なる稚魚がピクピク泳ぎて逃げる 令和三年十一月十一日 6 もっと見る
- 團栗の吾に當たつて坂道を生き物のごと轉がつてゆく 令和三年十一月十一日 4 もっと見る
- てくてくと庭を横切る三毛猫が所用ありしと西へと消える 令和三年十一月十日 5 もっと見る
- 初時雨に空ゆく鳥も姿消し一日を翼たたみをるかな 令和三年十一月九日 11 もっと見る
- この道は寂しかりけり櫻木も落葉となりて人こそをらず 令和三年十一月八日 9 もっと見る
- 霜月の心の雨は止まづして蛇口の水は殊に冷たき 令和三年十一月七日 9 もっと見る
- 沈みゆく身體幾度も浮かせつつ地面すれすれ鶺鴒は翔ぶ 令和三年十一月七日 6 もっと見る
- 千の毛をピンピン立ててモゾモゾと黒い毛蟲が匍匐をしたる 令和三年十月二十七日 3 もっと見る
- 怒りたる蟷螂鎌を振り上げてギロリと吾を睨み續ける 令和三年十月二十七日 5 もっと見る
- 秋空の煩き程の鵯の聲を羨ましくも聞きてをるなり 令和三年十月十三日 10 もっと見る
- しとど降る雨に網戸を閉めたれば隙間に蜘蛛の隱れをるなり 令和三年十月十三日 8 もっと見る
- コンビニへバイク走らせ行く道を秋の蜥蜴が尾を振り渡る 令和三年十月八日 10 もっと見る
- 何一つ親孝行も出來ぬまま母は逝きたりそして三年 令和三年十月六日 12 もっと見る
- 三毛猫の耳はピクピクよく動く小さな秋の聲を聞くから 令和二年九月二十三日 3 家の前のコンクリートの塀に三毛猫... もっと見る
- 本屋行き圍碁と將棋の雜誌買ふ秋の夜長に讀んで樂しむ 令和二年九月十六日 8 本屋へ行き、囲碁と将棋の雑誌を買... もっと見る
- 動く枝かと思つたら蓑蟲が顏だけ出して這つてをりけり 令和二年九月十六日 6 動く枝かと思ったら蓑虫でした。 もっと見る
- 風吹ゐて狗尾草が搖れてゐるじやれ合ふやうに遊ばれてゐる 令和二年九月十四日 12 狗尾草。 もっと見る
- コンビニのペペロンチーノ温めて母の面影美味しく食べる 令和二年九月十四日 9 よろしくお願いします。 もっと見る
