いわこしさん
のうた一覧
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夕立を急に走りに出しまま二十年還らぬ吾の靴よ
平成二十九年七月三十日
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歯車が空いっぱいに打ち寄せる波濤砕けて肩に降りつむ
平成二十九年七月三十日
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歯車が三つ 真ん中の歯が欠けてもう戻れない昨夜の君に
平成二十九年七月三十日
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歯車が二つ 花壇に咲いていてギリギリと回ったりしている
平成二十九年七月三十日
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歯車が一つ 洗面器に落ちてをりポケットにそっと忍ばす
平成二十九年七月三十日
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肩に寄る君の重みを外しかね降りるはずの駅を出発する
平成二十九年六月十四日
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一般をいっぱんでない者たちに定義されゆく非イッパンの国
平成二十九年六月十三日
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親指を流す先には夕映の田の水とムクドリの輪の影
平成二十九年六月十三日
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そう、降りなきゃよかったんだと朝焼けに一気飲みするコーヒーはブラック
平成二十九年六月十三日
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西陽さす風呂場の掃除するふりでタイムマシンを組み立てている
平成二十九年六月九日
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ある程度の人と乗り合わせたのでしばし会話のあとは無言に
平成二十九年六月七日
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陽炎に映る樹の下ふたり来て「君も食べる?もう戻れないよ」
平成二十九年六月六日
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この迷路何度やってもたどり着く ひとつも同じ道通らない
平成二十九年六月六日
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迷路だと思っていたら一本道だった そこに私はいるの?
平成二十九年六月六日
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壁に今、ディスプレイから目を上げたら迷路の出口が見えたような
平成二十九年六月六日
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クスノキがあったかは思い出せない病室の窓は空の角度に
平成二十九年六月二日
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病室で天井の迷路たどってた六歳の私は生きていた
平成二十九年六月二日
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すくとたつ長芋ツルの先の芽の毛のほよほよと光にゆれる
平成二十九年五月三十一日
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月の夜の納戸の奥の長芋の赤き茎伸びひそやかに待つ
平成二十九年五月三十一日
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たどり着くまでが遠足なら今も遠足のまま遠足に出る
平成二十九年五月二十四日
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