ななかまどさん
のうた一覧
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ほろ苦き思い出たどる夕まぐれピエロあらわれ否よう嬉し
令和八年三月二十一日
8
夕日を見ながら思い出にひたってい...
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まだ先の春を思えば風のなかふいに舞い立つ沖上げの雪
令和八年三月二十日
14
沖上げの雪は強風などで一度地面に...
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そらんじる父母の戒名つぶやきて香のけむりに時はとどまる
令和八年三月十九日
12
墓参りに行きました。 風の...
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道ばたの庚申塔の文字うすれいにしえびとの祈り残れり
令和八年三月十八日
9
江戸時代に盛んだった庚申信仰の塔...
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雪どけのひかり集めて古寺のむくり屋根ゆるり天へふくらむ
令和八年三月十七日
9
「むくり屋根」は中央がふくらむよ...
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春光やわれに添いきて影ぬくし買いものの道ゆっくり帰る
令和八年三月十六日
8
高知と岐阜で開花宣言ですね。 ...
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春を待つ土の深みに眠るものひかりの匙で掬いあげたし
令和八年三月十五日
10
平年より気温は高いみたいですが ...
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白鳥の北へと急ぐ空高く残る水面の春風ゆるむ
令和八年三月十四日
9
白鳥の北帰行が始まりました。 ...
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春を待つ土の奥よりひそやかに水の目覚めの音きこえくる
令和八年三月十三日
13
気温は一桁台と寒いですが ...
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春愁や掌あわす人の過去未来ひかりと影の交差するとき
令和八年三月十二日
10
昨日は鎮魂の祈りが各地で見られま...
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震災の寄せては返す黒き海あの日の海に春陽かがやく
令和八年三月十一日
15
もう15年まだ15年と捉え方はさ...
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戻り雪降りつつ消えてゆくものを人の世もまた春へ歩めり
令和八年三月十日
12
朝外をみると5センチほど雪が降っ...
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軒の雪溶ければ遅き春を呼ぶ静かに風の匂い変わりぬ
令和八年三月九日
12
お彼岸までにまだいちにど降るかも...
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老いの日の胸にひそめし夢もある星のひとつになって飛びたし
令和八年三月八日
7
鳥になって飛ぶ夢を見ました。 ...
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夜降ちの軒に重たし春の雪寒のもどりて家並みしづか
令和八年三月七日
7
雪は音を吸い込むのでしょうか。 ...
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青海苔の香りたつ椀はるあさし海の記憶をくち中に抱く
令和八年三月六日
10
地もとでは「あおさ」と呼ばれ磯の...
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啓蟄や雨雪おもき春の軒きざしの虫は地に伏せにけり
令和八年三月五日
8
重たい春の雪は三十センチも降りま...
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物おもう朝のまどろみ風つよし枝にしつこく残る柏葉
令和八年三月四日
11
柏餅を包む材料となる葉が枯れた状...
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輪郭のほどけゆく朝凍土より眠りし色の息づく気配
令和八年三月三日
10
雪の消えた凍土の奥から湧き立つよ...
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ひそやかに寺の静寂梅ふふむ蕾は赤き息となりゆく
令和八年三月二日
10
梅の蕾がふっくらと膨らみ ...
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