ななかまどさん
のうた一覧
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立冬の鍋を囲めばやわらかき湯気の向こうに冬は来にけり
令和七年十一月七日
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今日は立冬です。 風の冷た...
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商品を手に取り選ぶ喜びに昭和のわれは今日も店にゆく
令和七年十一月六日
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重いものとか天気の悪い日にはネッ...
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弱竹が風にざわめき雪虫の飛び交う庭に冬は近づく
令和七年十一月五日
9
風が北西の冷たいものとなり ...
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冬将軍きのうの笑みを奪いさり木枯らし一号こころに吹けり
令和七年十一月四日
9
木枯らし一号が観測されました。 ...
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海近き市場の店に海を思う優しき顔の鮭をあがなう
令和七年十一月三日
7
今年は不漁で高めの鮭ですが ...
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葉を散らす樹から冬へと渡りゆく青のさみしい晩秋の空
令和七年十一月二日
11
葉をすっかり落とした樹とこれから...
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手の鎌を大上段に振りあげて蟷螂われを睨み据えたり
令和七年十一月一日
11
公園の草むらにいた カマキ...
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子に還り見上げる秋の空高く白くほどけた雲に母おもう
令和七年十月三十一日
8
手を引かれ歩きながら動物に ...
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玉ねぎの苗植え終えし手をながめ冬の厳しさ思いておりぬ
令和七年十月三十日
10
ホームセンターで玉ねぎの苗を買い...
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音もなく秋と冬との境い目に楓の命ひかりて散れり
令和七年十月二十九日
9
冬支度なのでしょうか 紅葉...
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櫨もみぢどんな言葉を探せども言い尽くせずにただ見つめおり
令和七年十月二十八日
8
櫨の木が紅葉すると実も葉も真紅に...
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霜降れば布団のぬくさ恋しけり寝るは極楽起きるは苦行
令和七年十月二十七日
7
朝が寒くなり起きるのが辛くなって...
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秋雨に濡れて芒の色ふかみ隠れるように咲く野紺菊
令和七年十月二十六日
9
今日は一日冷たい雨の日でした。 ...
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子イルカ雲母イルカに寄り添えばふとふくよかに満つる思い出
令和七年十月二十五日
8
姿かたちがイルカに似た雲を見つけ...
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一日ももたず崩れる秋の空葉陰の蜻蛉のまだ息づけり
令和七年十月二十四日
8
今日は青空が広がりましたが明日は...
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秋の空天使のごとき雲ながれ力ぬくこと教えてゆけり
令和七年十月二十三日
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今日の空には刷毛で掃いたような雲...
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日記には書かずにおこう見あげればうつろう秋の鰯雲ゆく
令和七年十月二十二日
10
雲の種類がいつのまにか 秋...
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昨日より明日が良いと思ふ日は時の流れを空に放たむ
令和七年十月二十一日
9
明日はきっといいことがある。
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非日常へ旅立つ前のこのときの胸のときめき日々に欲しけれ
令和七年十月二十日
9
旅を想って色々調べている時と旅に...
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秋の日は山の端越えて急ぎつつはやく帰れと叱られ沈む
令和七年十月十九日
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秋の一日は早く暮れます。 ...
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