滝川昌之さん
のうた一覧
(カテゴリー:挽歌 並び替え:新着順)
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タクト置き世界の小澤は素手を振る奏者も音も抱き込むように
令和六年三月二十日
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こんばんは。 先日、NHK...
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ダイヤルの黒電話には行間があり回すたび動いた心
令和六年三月十八日
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こんばんは。 退職金の振込...
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しみじみと呑んで彼女を偲びたい炙った烏賊でぬる燗すすり
令和六年一月十一日
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こんばんは。 今日は朝から...
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運命を恨み神へと投げたのか横田の奇跡のバックホームは
令和五年七月二十四日
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こんばんは。 脳腫瘍で亡く...
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蝉捕りへ漕ぎ出す親父の自転車の荷台で見てた蒼い夏雲
令和五年七月二十三日
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こんばんは。 あんなに大き...
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思い出すことが供養と命日に母の湯飲みで呑む日向燗
令和五年七月一日
19
こんばんは。 母の命日であ...
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力尽き外へ出れずに墜つ蝶は傍で開いてた窓に気づけず
令和五年六月八日
15
こんばんは。 今朝出勤すると廊...
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特攻兵ホタルになって戻りくる知覧茶畑の新芽のごとく
令和五年五月二十七日
14
こんばんは。 特攻基地の近...
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知覧茶の若芽のごとく摘まれたか特攻基地に鎮魂の夏
令和五年五月二十六日
20
こんばんは。 鹿児島に行く...
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淀川に滲む街の灯追いかけて死に場所探しクジラ漂う
令和五年一月十三日
13
こんばんは。 タイトルを『...
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人生の右折ラインが青になり病んでた叔母が今、曲がり逝く
令和四年十二月十六日
15
こんばんは。 当時はまだ国...
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妖精の魔法が解けたピーターパン七曲署のラガー殉職
令和四年十二月七日
12
こんばんは。 榊原郁恵さん...
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アケビ色 高座着をきた円楽をしみじみ探す日曜の夕
令和四年十月十六日
12
こんばんは。 雨の降らない...
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「人情は落語の中へ取りに来い」話芸長屋の円楽が逝く
令和四年十月一日
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こんばんは。 私の世代では...
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所縁ある古城を巡りお別れのリズの棺は悼む倫敦(みやこ)へ
令和四年九月十六日
13
こんばんは。 弔問の列が絶...
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一行の過不足もなく日々五行 鉄道員(ぽっぽや)らしい亡父の日記
令和四年六月一日
14
こんばんは。 病室で絶筆す...
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絶滅の危機に瀕する白熱灯 外の納戸の風前の灯よ
令和四年五月二十一日
11
こんばんは。 LED電球に押さ...
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また一つ部屋の灯が消えトキワ荘 昭和を閉じる「これでいいのだ」
令和四年四月七日
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こんばんは。 『オバケのQ...
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年に二度 吸わぬ煙草に 火をつけて 吸い口石に 向ける彼岸か
令和四年三月二十一日
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こんばんは。 私も家族も煙...
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陽ざしには春の気配の寒の日に「太陽の季節」惜しまれて逝く
令和四年二月一日
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こんばんは。 ご冥福をお祈...
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