鈴木たとえばさん
のうた一覧
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落日の向日葵よりも色褪せてカップに紅茶こびり付きおり
平成二十八年十二月二十二日
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死ののちも耳朶やはし花冷えに花しんしんと舞ひつづけたり
平成二十八年九月二十九日
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夏みかん季節過ぎても置かれゐる台所かな 夢ありし頃
平成二十八年九月二十三日
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久々に鈴木しづ子の句を読んで
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鉛筆を一本一本けずりゆくこの時間から幸せになる
平成二十八年九月二十一日
10
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浴槽を出でんと掴む手摺あり浮世へ戻る力をもって
平成二十八年九月十二日
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自分の生活に根ざした歌を全く詠ん...
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起き抜けに鍋にたまりし水を捨つ皆だれかの他人であって
平成二十八年九月十一日
10
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清らかなものに触れたい空以外すべて滅んだ東京などの
平成二十八年九月十一日
6
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夕暮れのメタセコイアの樹皮撫でる死ぬことに手を抜かずにいたい
平成二十八年九月十一日
7
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藤棚の橋から少年帰り来て生活という妥協へ戻る
平成二十八年九月十一日
4
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白ゆりの角度にくびを曲げるとき電車にあかり翳りはじめる
平成二十八年八月二十九日
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春昼の爪は幽かにふくらみて私の先がひろがってゆく
平成二十八年八月二十九日
4
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空だけが見える心が欲しいとき瞳孔という暗き縁取り
平成二十八年八月二十七日
6
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無人駅、電車ゆっくり入り来て鉄の花から綻びはじむ
平成二十八年八月二十六日
6
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今をただ怠惰に揺れる鈍行に夏の終わりは未だに夏で
平成二十八年八月二十一日
6
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ふつくらと雨の氣配を束ねつつ白きカーテン、卒塔婆の細さ
平成二十八年八月十八日
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過るたび弔はれゐる間隔か下り列車の車窓に電柱
平成二十八年八月十八日
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小説を書き出すように歩き出す雨後の堤に光が射して
平成二十八年八月十五日
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讀まれざる炎晝燒かれゐる頁 過呼吸なれよ塚本邦雄
平成二十八年八月十四日
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姦通と呼ぶのに同じ退屈で蚯蚓、日向の夏に放てり
平成二十八年八月十三日
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満月よわたしがいなくなったあと血よりも紅く降れるスコール
平成二十八年八月十二日
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