鈴木たとえばさん
のうた一覧
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落日の向日葵よりも色褪せてカップに紅茶こびり付きおり
平成二十八年十二月二十二日
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二歩先の君の横顔見えぬ時やっぱり九マイルは遠すぎる
平成二十八年十一月十五日
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ハリー・ケメルマンを初めて読みま...
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争える二人も滝に黙しいる水を立たせる清さがあれば
平成二十八年十一月十三日
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御無沙汰です。
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夢に来て菜のはな摘めばさびしさを肩代わりする汝の靴の白
平成二十八年十月四日
10
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死ののちも耳朶やはし花冷えに花しんしんと舞ひつづけたり
平成二十八年九月二十九日
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青空を押しやるように伸びをする知らない花が落ちるはつなつ
平成二十八年九月二十九日
8
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夏みかん季節過ぎても置かれゐる台所かな 夢ありし頃
平成二十八年九月二十三日
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久々に鈴木しづ子の句を読んで
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鉛筆を一本一本けずりゆくこの時間から幸せになる
平成二十八年九月二十一日
10
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木は木から出たいか 枝の伸びきって我が触れうるところに届く
平成二十八年九月十七日
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浴槽を出でんと掴む手摺あり浮世へ戻る力をもって
平成二十八年九月十二日
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自分の生活に根ざした歌を全く詠ん...
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起き抜けに鍋にたまりし水を捨つ皆だれかの他人であって
平成二十八年九月十一日
10
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清らかなものに触れたい空以外すべて滅んだ東京などの
平成二十八年九月十一日
6
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枯れかかる白百合を切る手応えに愛してしまうことの易しさ
平成二十八年九月十一日
5
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夕暮れのメタセコイアの樹皮撫でる死ぬことに手を抜かずにいたい
平成二十八年九月十一日
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藤棚の橋から少年帰り来て生活という妥協へ戻る
平成二十八年九月十一日
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沈黙の後のわれらが在ることを パフェの底に澱む液体
平成二十八年九月十日
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テリーヌのトマトを浅く噛む時に遠い小川のようなあなただ
平成二十八年九月三日
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花火見る掌と掌の象に血が通うただゆっくりと未完であれよ
平成二十八年九月三日
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白ゆりの角度にくびを曲げるとき電車にあかり翳りはじめる
平成二十八年八月二十九日
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春昼の爪は幽かにふくらみて私の先がひろがってゆく
平成二十八年八月二十九日
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