伏間かづきさん
のうた一覧
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「堪忍な、君の都合もわかるけどうちは無理や」と蚊を叩く夜
平成二十八年八月二十一日
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ちょうど目にかかる長さの前髪を自分で切るよなサヨナラだった
平成二十九年二月一日
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ポジティブに考え方を切り替えよゼクシィだって鍋敷きになる
平成二十八年九月二十七日
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木も草も生えぬ荒れ野のあればこそ置かれて咲いた花は尊い
平成二十九年二月十六日
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セルフ式うどんに載せた茄子天の歯型通りに割ける素直さ
平成二十九年五月二十一日
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寂しくて人差し指に顔を描き話しかけたりした日もあった
平成二十八年八月三十日
10
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携帯も財布も本もみな捨てて優しさだけで生きていけたら
平成二十八年十月二十六日
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陽に当てず水は滴るほどにやり「育て育て」と母は言いしも
平成二十九年二月六日
9
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いまむかしピンクの熊が電話線くぐり手紙を届けとったと
平成二十九年二月七日
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携帯でいのちの電話にかけるほど金がないから死にたいのです
平成二十九年三月七日
8
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この街の人も小石を投げるのかとっくに割れた私の窓に
平成二十八年八月二十九日
7
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犬島に打ち捨てられた鉱滓と作業着に脱ぎ捨てられた俺
平成二十八年十二月十八日
7
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何もかも嫌になる日はくちびるに歌を持てよとグラスホッパー
平成二十九年三月九日
7
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壁紙にはりつけられた蚊の死骸飾ったままで新人を待つ
平成二十九年四月五日
7
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十二階給湯室の窓だけは開くと知ってしまった視線
平成二十九年四月八日
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「つらいほど報われなくては」そう言って彼は引き戸を押し続けている
平成二十八年八月九日
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将来の夢などありはしないのに猫は幸せそうに寝ている
平成二十八年八月十三日
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あの頃の夢もこうして消えたっけ古い家電を廃品に出す
平成二十八年八月三十日
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誕生日ひとりコンビニアイス買う何にもしないよりも寂しい
平成二十八年九月十日
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殺したいどんな奴にも私より友達がいて悲しむだろう
平成二十八年十月十八日
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