シキさん
のうた一覧
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目を閉じてフラッシュバックが瞬いて眠れぬ夜に朝はまだこぬ
平成二十八年六月六日
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なぜなのと誰に訊こうが的外れこの気持ちなど言葉にできず
平成二十八年六月六日
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世俗など関わりのない独り身の短き命私に長し
平成二十八年六月六日
4
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倫理など時が違えば変わるものなぜ生きるのかもはや分からぬ
平成二十八年六月六日
1
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一生を死ぬことばかり考えて振り返え見れば死ねぬ日々だけ
平成二十八年六月五日
4
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朝露の消えし躁転いつの日も後悔ばかり消えずに残る
平成二十八年六月五日
1
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空蝉の世も終わりだと日常よそれすら持てぬ我はいずこへ
平成二十八年六月五日
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会話など久しくしてない同世代なにが楽しく生きているのか
平成二十八年六月五日
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受け継いだ管理社会のその先を夢見ることすら今は叶わぬ
平成二十八年六月二日
2
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人々の関係までも損得と秤にかける義務教育よ
平成二十八年六月二日
1
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幾星の輝き見えぬ今の世もこれでもましと思う人々
平成二十八年六月一日
2
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癒しえぬ傷跡残す言の葉は時が経てども褪せることなく
平成二十八年六月一日
2
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未来視の及ばざりしは人々の決して断てない希望の源
平成二十八年六月一日
2
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ひさかたの月の光の濃い影も後ろめたいと今は思わじ
平成二十八年六月一日
4
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御社への志望理由に虚重ね重ねる度に空まで霞む
平成二十八年五月三十一日
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あかねさす昼の陽気は真夏日のまだ皐月とは蝉も思わじ
平成二十八年五月三十一日
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