波江究一さん
のうた一覧
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白露さへ過ぎてやうやく暑は鎮まる水滴射貫く銃彈の圖よ
平成二十二年九月十日
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すがれゆく葵の下にたたずまふ鳳仙花黄に赤に揉む風
平成二十二年八月十二日
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鳩の子のあふのけに墜ちてゐる街路盆の朝茜うつらうつらと
平成二十二年八月十二日
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遠富士をおほふ薄雲のほとりを出で飛行機雲は空をよぎれり
平成二十二年三月二十二日
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金柑の取り入れ終へてぽつねんと立てるその木に寄る蝶もなき
平成二十二年三月十八日
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白蓮の花瓣の縁はおもむろに茶の斑まとひてふくらむ花つぼみ
平成二十二年三月十八日
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脱ぎ置きのブーツの片足は折れて四つ角ダンス教室戸の口
平成二十二年三月十八日
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雪雨に變りてゐたるしぬのめの地震は搖るか彼岸を指呼に
平成二十二年三月十日
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冬ざれの歩道けなげにつややけき薔薇色愛でぬ朝な夕なに
平成二十二年二月六日
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雪片の擦れあふ空か明日の道危ぶめどなほ切に懐かし
平成二十二年二月一日
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東京に住んで四年目。東京には空が...
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おほらかに 時の流れを しろしめす 望月は今朝 軒の間に
平成二十二年二月一日
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昨日の朝散歩に出たところ入り際の...
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寒の中桃のけなげに咲き揃へるみ苑は暮れて金の三日月
平成二十二年一月十九日
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殘暑ともいへぬ間野分の二三過ごしやうやく晴れて既に秋空
平成二十一年九月七日
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鈴懸の早枯れの葉のおもひ入れあるがごとくにうつらうつら落つ
平成二十一年八月三十日
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食み殘す西瓜の殻に寄る蠅の羽ぶきも弱く夏ゆかむとす
平成二十一年八月二十三日
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棚雲を切り裂き進む西空の飛行機雲も夕燒けにけり
平成二十一年八月十八日
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もの思ひ涼ませむとて來し河原に蟲の聲いや蝉をしのぎて
平成二十一年八月十八日
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西空に日は沒らむとし富士のかげ大きく海に映りけるかも
平成二十一年六月二十四日
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赤人の「田子の浦ゆうちいでてみれ...
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垣間見る皇居の杜よ有楽町の駅は眼下に玩具のごとく
平成二十一年五月十日
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携帶をかざしてあふぐ群れにつられ見れば虹立つ夕暮れの空
平成二十一年五月八日
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今日仕事帰りの実景です。 虹の...
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