波江究一さん
のうた一覧
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居待月早くものぼる淺宵をうかがふごとき蒼き馬のかげ
平成二十二年十一月十九日
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かもめらは海よりビルに巣作ると傳へて新千年紀のはじめ
平成二十二年十月二十日
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書き取りにはげむその子の肩越しに見れば笑ましき「就職」の字よ
平成二十二年九月三十日
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車中隣合はせた小学生ですが、色々...
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白露さへ過ぎてやうやく暑は鎮まる水滴射貫く銃彈の圖よ
平成二十二年九月十日
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力士等にまして酷暑は去らぬ日を若乃花逝く恰も震災忌
平成二十二年九月二日
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天國で取れ水入りの大相撲再會よろこびゐむ栃錦と
平成二十二年九月二日
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真夏日のあらくれ処暑をかどはかし拉がんとする白露の襟髪
平成二十二年九月二日
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イヤホンを片方づつ挿し笑み語らふ少女二人をわが席の前
平成二十二年九月一日
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救ひ待つ地下深くより求め来ぬ水食糧と聖母像をば
平成二十二年八月二十七日
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せはしなき辻の茶店にまどろみてあてど無きその夢間のかげろふ
平成二十二年八月十九日
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行方見ぬ翁おふなよ河骨をひだるがらせてよどむ流れに
平成二十二年八月十九日
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すがれゆく葵の下にたたずまふ鳳仙花黄に赤に揉む風
平成二十二年八月十二日
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金山へ投資の為に担保とす第三者の土地なるほど山師
平成二十二年八月十二日
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引き渡す儀軌典籍の数々を今まで保持してゐしかとおどろく
平成二十二年八月十二日
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踊り食ひせし白魚の味はひを残せる酔ひも少し醒め來ぬ
平成二十二年八月十二日
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鳩の子のあふのけに墜ちてゐる街路盆の朝茜うつらうつらと
平成二十二年八月十二日
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遠富士をおほふ薄雲のほとりを出で飛行機雲は空をよぎれり
平成二十二年三月二十二日
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金柑の取り入れ終へてぽつねんと立てるその木に寄る蝶もなき
平成二十二年三月十八日
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白蓮の花瓣の縁はおもむろに茶の斑まとひてふくらむ花つぼみ
平成二十二年三月十八日
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脱ぎ置きのブーツの片足は折れて四つ角ダンス教室戸の口
平成二十二年三月十八日
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