もなこもちさん
のうた一覧
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ビル群を切り開くのは澄みかえるもう真っ青な冬の空だよ
令和五年十一月二十一日
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音楽に100パーセントで対したくスマホの画面を消して目を閉づ
令和五年六月二十九日
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ほしいものリストの隅に載っているこれはどうして欲しいんだっけ
令和五年二月十八日
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目の前の暗い車窓に疲れ顔見たくなくってスマホを見てる
令和五年二月十八日
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アパートのどこかの部屋に住む人のくしゃみが聞こえる春の夜かな
令和四年三月十六日
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耳に水が入った気がしてバスマットの上で静かに跳ねてる深夜
令和二年六月十四日
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耕せば耕すほどに冷凍庫の中より掘り出される保冷剤
令和二年六月十四日
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なにもなにも無い春ですが陽は昇り花々は咲き子どもは遊ぶ
令和二年五月十九日
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どうなるの?エアコンなしでは眠れない夜が年々増えていったら
令和元年九月九日
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今夜も暑いです
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カレンダーの丸まっていた端っこが真っ直ぐになり一月三日
平成三十一年一月三日
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いま橋を渡ったことを音で知る 満員電車の真ん中に居て
平成三十年九月五日
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カレンダーの小鳥の写真かわゆくて まだ見ていたい 終わるな五月
平成三十年五月三十一日
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桜咲く古墳の上のにぎわいに古代の人も目覚めて笑う
平成三十年四月七日
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チケットを買ってとりあえずその日まで生きてく理由ひとつ出来たよ
平成三十年四月七日
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悠久の歴史の中の今日の今見られる景色をつかまえに行く
平成三十年三月二十五日
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歌づくりやめたと言うけどまたいつか作るでしょ?君をうたのわで待つよ
平成三十年三月二十五日
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どう詠むのだったか三十一音の歌のリズムよ戻っておいで
平成三十年三月二十五日
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郵便受けはテープで塞がれ知らぬ間に退去していた隣室の人
平成二十九年八月十九日
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どら焼きにパクッとかぶりつく瞬間ひとは誰でも可愛いみたい
平成二十九年五月七日
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連休が明けたら地獄の忙しさ けれど忘れて今日は遊ぼう
平成二十九年五月七日
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