桜枝巧さん
のうた一覧
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数年前元バス停に捨てられた公衆電話がきちんと光る
令和五年六月六日
1
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夕景が丸いってこと知っていて頷いてくるひとのいる町
令和五年六月六日
4
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ひとめぐりぶんの春夜と名をつける小さくなったイモリの白腹
令和五年五月二十二日
1
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巡りめぐる地球の過去が降りてくる季節に僕ら恋をしたのだ
平成三十年六月三十日
5
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霜柱を踏む明け方の光たち 子どものように破壊者のように
平成三十年一月十九日
4
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五年ぶりに会う友人が踏みつけたいつも見ているシロツメクサは
平成三十年一月七日
7
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次の風を待ちわびているTシャツは白 ハンガーを抜け出せ空へ
平成二十九年二月二十一日
9
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弦をよく夜空で砥いだ半月はしゃりん、しゃらんと寂しく笑う
平成二十九年一月三日
12
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スピードメーターの針の裏側で雪虫たちがするかくれんぼ
平成二十八年十一月二日
4
北海道には行ったことがないのです...
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家々を駆け抜けてゆく秋の声ごめんください我らかぜの子
平成二十八年十月十五日
8
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秋風は田の白金の声を聞く今年も僕らはここで生きてく
平成二十八年十月十日
4
田の白金(たのしろかね):命を支...
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翳り地かごめやかごめかごの中夕日を沈めて遊びましょうか
平成二十八年十月九日
7
翳り地(かげりつち):雨雲が空に...
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誰かがまた「初めて」創ってゆくために雨が消してく僕らの足跡
平成二十八年九月四日
8
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もう少し待ちましょうかというような雲は一緒に泣きたいらしい
平成二十八年八月十一日
6
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けだるさと潰した蚊を切り刻むため思いきり振る硝子水のビン
平成二十八年八月七日
2
「硝子水」とは、サイダーやラムネ...
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透明と蝉の抜け殻閉じ込めて硝子水の中夏がはじける
平成二十八年八月七日
2
「硝子水」とは、サイダーやラムネ...
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さらさらと先ゆく桜の咲き殻のささやき一ついかがでしょうか
平成二十八年四月二十一日
6
…やっぱり遊んでみただけなのです...
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喧騒もその幻想も脱ぎ捨てて世界のくぼみで散る桜色
平成二十八年四月六日
4
小川洋子さんの「世界のくぼみ」と...
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