ななひとさん
のうた一覧
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吸い取る。あなたの存在は、かすれた文字。遊覧船が廻るよ。揺れ曲がる、世界。
平成二十一年十一月十四日
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わたくしは盲目の疾走である。空に浮かぶピリオド。ウォッカの鋭利が喉を裂く。
平成二十一年十一月十四日
7
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響く雨四角い箱に閉じ込めてひとり濡れる世界は縮む
平成二十一年十一月十四日
7
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ゆびの軌跡しずかにうすれくちづけを傾いてゆく沈黙のうた
平成二十一年十一月十三日
7
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夕闇をひとくちで食べる猫。夢がゆらゆら溢れ、虹色の空から降り注ぐものたち
平成二十一年十一月九日
5
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死にゆく目遅延の足音緩慢に毒色のそら繰り返し氾濫する。
平成二十一年十一月六日
3
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夕闇になまめかしさを散り広げ足だらけの空ひとり吊り下がる
平成二十一年十一月六日
7
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指です。液体に口づけ皮膚のあなた呼吸に合わせ夢は崩れこぼれ落ちる。
平成二十一年十一月五日
3
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わたくしの心は低く流れる。滑り落ちる憂鬱な快楽。私の視界は回遊し、群れをなす
平成二十一年十一月四日
4
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ぽこぽこんぽこん、と脳みそを叩き続ける子供らのことは、もう考えまい。
平成二十一年十一月四日
3
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それからのひととき私たちの亡きがら夢のこちらがわでひたすらに憧れを。
平成二十一年十月三十日
6
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光からてのひらへ注ぐ情緒の束 静かに、静かに、かたむきの眠りがゆく。
平成二十一年十月三十日
8
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夢に沈みクジラ眠る夜ふたたび呼吸する涙色の猫ゆるやかに廻るよ
平成二十一年十月三十日
3
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さざ波に震え、忘れた、ことも忘れ、たのか、どこへ、夕立が、わたくしを、いま、
平成二十一年十月二十六日
2
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あなたはやさしい人です。やさしい人です。交差する飛行機取り巻く音響の中で
平成二十一年十月二十六日
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弧を描く憂鬱。やさしいてのひらに降り注ぐ弛緩。存在しない人達が気球を放つ
平成二十一年十月二十六日
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あなたは柔らかいから赦されるのです。人々はひたすら目をつむるのである。
平成二十一年十月二十六日
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なみうつからだに金属をあてていく。性欲の神は呼吸器官に凝固した血液を沈める
平成二十一年十月二十六日
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少年は干からびていた。舌だけが彼の全存在であった。無数の気球が堕胎する。
平成二十一年十月二十四日
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手から脳がにょろにょろ伸びる。蒼白な青年である。踏切が切断する頭である。
平成二十一年十月二十四日
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