木田春太さん
のうた一覧
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曇天に赤信号を貼りまくり貼りまくりして夕焼けとなる
平成三十年三月二十六日
2
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いまここがいちばんいごこちのいいところ便所の個室にしゃがんで唄う
平成三十年二月九日
8
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窓に透けるサンドバッグを殴る影聞こえる悲鳴、いや 靴の音
平成三十年二月三日
4
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擾乱、一瞬懸濁し逆巻く狭間に扉が開く
平成二十八年四月八日
0
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明日には硬く透明なものになるあなたの名前も知らないままで
平成二十八年四月八日
1
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日に焼けて融けた眼球を返して海の底では要らないでしょう
平成二十八年三月十七日
1
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晴れた朝今年最初のはなびらが旅立つときに鳴るという音
平成二十八年三月十日
3
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絶望を知らぬ己の愛きことよ 曇天に鳴る踏切の鐘
平成二十八年二月二十三日
4
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やわらかい灰白色がすみやかに耳のあいだで凍りつく音
平成二十八年二月二十二日
7
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歪むことしか知らないその唇を噛めたらきっと裏切りの味
平成二十八年一月三十一日
3
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もう一歩こっちへ来て すぐ約束して 二度と離れることはないって
平成二十八年一月二十八日
3
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迷い路に終わりはないと悟りつつもう一度だけ救助要請
平成二十八年一月二十七日
4
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イヤホンで寂しい体に蓋をする刻むベースを代替にして
平成二十八年一月二十六日
8
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さよならを頼りに歩ける朝までは「いまだけだよ」に耳栓をして
平成二十八年一月二十六日
5
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君が今年たくさん作ったともだちの中に私は入っていない
平成二十八年一月二十三日
5
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鼻だけが冷たい 私だけが遠く 吹雪の果てに見るだけの燈
平成二十八年一月二十三日
4
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縺れゆくシュレディンガーの函の中見定めさせてくれないだろか
平成二十八年一月二十三日
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鳩の影書庫の窓辺をおどろかせまた一篇が夢から醒める
平成二十八年一月二十二日
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