くららさん
のうた一覧
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夕立に 感じる冷気に 秋みつけ 思えば日暮れも 早まりけるかな
令和二年九月十三日
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声枯らし 九月の空に 蝉が鳴く 聞く仲間とて もう居ないのに・・・
令和二年九月十日
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遠雷に 急かされるように 空見れば 鳥も家路を 急ぎけるかな
令和二年九月七日
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夏過ぎて 今年も数多の 命消え そして季節は また、めぐりゆく
令和二年九月六日
2
*数多(あまた) Copyri...
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長月や 残暑はまだまだ 続けども 聞こえる蝉の 声は減りゆく
令和二年九月六日
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枯れ枝に 渋柿ひとつ 残りをり 手つけぬ鴉は 何を思うや
平成二十八年十二月十一日
21
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知らぬ間に 入れてた肩の 力抜け 小春の陽射しに 暫しまどろむ
平成二十八年十一月二十日
30
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灯り無い 時代に人に 寄り添いて 心支えた 月明かりかな
平成二十八年十一月十三日
25
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秋薔薇が 彩り添えた 庭先で 日向ぼっこの 雀が三羽
平成二十八年十一月五日
20
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線路脇 邪魔ではなかった その花は 無残に刈られ 砂 舞い上がり
平成二十八年十月二十三日
20
なんの邪魔にもなっていなかったの...
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窓越しに 流れる雲が 速くなり 冷たい冬の 近きを告げる
平成二十八年十月十日
22
もともと雲の流れが速い国ですが、...
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どこからか ひらひら ふわふわ 紋黄蝶 とまる花なく 北風に舞う
平成二十八年十月八日
13
下の句、変えました
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こわばった 心を優しく 溶かすよに 金木犀が 夜道に香る
平成二十八年九月二十八日
22
お仕事で疲れていた帰り道。 甘...
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長雨で うんざり気味の 稲穂かな 気も重たげに 頭を垂れる
平成二十八年九月二十五日
13
旅先にて。 東京は、ようやく今...
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雑草は 踏まれてもなお 黙々と 葉はより高く 根はより深く
平成二十八年八月十四日
14
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夏木立 緑の光に 誘われて 木漏れ日やさしく 溜息とかす
平成二十八年八月十四日
18
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川底で 流れに抗う こともせず 梅花藻はただ たおやかに咲く
平成二十八年七月二十四日
20
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夏鱧の 骨切りの音 小気味良く 貴船の川に 涼風薫る
平成二十八年七月二十三日
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私にとって、「これぞ日本の夏!」...
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雑草を 刈りて強まる 草熱れ 生きてたかったと 言わんばかりに
平成二十八年七月十七日
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無機質な 都会はどこも 灰色で 紫陽花灯る 雨の夕暮れ
平成二十八年六月二十五日
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