リクシアナさんのうた一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
|
|
- 肉親も別れた男も十桁に置き換えられて元年の夏 令和元年七月十五日 9 もっと見る
- 幼き日夢の尻尾を掴んでた今日足元に萎む風船 平成三十年十一月二十五日 20 もっと見る
- 匙の背で苺潰すマーブルのミルクに澱む三月の嘘 平成三十年三月二十八日 16 もっと見る
- 沿線の奈井江の街は雨霞みホームに青き紫陽花が咲く 平成二十九年七月十八日 24 もっと見る
- 夏の雨白き行方の鉄橋を汽笛雄々しき単行のキハ 平成二十九年七月十八日 24 もっと見る
- 見返ればいつかそぐわぬ姿見の帯の茜をきょう封じおり 平成二十九年六月十八日 20 もっと見る
- 思惑の渦逆巻くる混沌を煮詰めて苦き妙薬を賭す 平成二十九年五月十七日 18 もっと見る
- 荒みゆく青きトタンの裏道の茶房に寂しきミル挽き音 平成二十九年四月十七日 24 もっと見る
- ブレンドの苦みに濁す夕暮れはカップに沈むブラウンシュガー 平成二十九年二月十九日 25 もっと見る
- カンダハの発条をきりりと引きあげて田畑ななめにゲレンデ目指す 平成二十九年一月二十日 20 スキー場はすぐそこでした もっと見る
- 薪を焚き熱い湯うめる窓の雪遠い昔が湯舟に浮かぶ 平成二十九年一月十九日 27 そんな話を美容室で‥ もっと見る
- 冬日さす合わせ鏡の虹のなか銀の鋏は黒髪さばく 平成二十九年一月十九日 25 もっと見る
- アドベントのリースに燭火そろう頃星はみちびく迷える仔らを 平成二十八年十二月二十一日 26 もっと見る
- 羊水の眠りに鳴らす銀のすず堕ちた天使にメダイユ青し 平成二十八年十一月二十七日 21 また今年も 少し切ないクリスマ... もっと見る
- 言の葉の枯葉燻ぶる落葉焚き詠えない日はお芋を焼こう 平成二十八年十一月二十一日 23 ごめんなさい。 薪ストーブが熱... もっと見る
- 段染めは往きつ戻りつ不揃いなメリヤス編みの夕焼けになる 平成二十八年十一月十五日 21 もっと見る
- 発つ夜のキキは箒を乗りこなし赤いラジオは風にねじれる 平成二十八年十月三十日 26 魔女がいっぱいいます！ もっと見る
- だんだらのスクランブルをすれ違うポケットに鳴る黒電話ベル 平成二十八年十月二十六日 16 もっと見る
- 実りなき土の日没バルビゾンの落ち穂拾う 血なきものかは 平成二十八年十月一日 21 もっと見る
- 磁波音の耳に逆巻くアマデウス夢も砕けるＭＲＩ 平成二十八年九月二十七日 21 気休めにもならず‥ もっと見る
