リクシアナさん
のうた一覧
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半世紀流浪の果てに帰郷すと書いて始めるエンディングノート
令和六年五月五日
8
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籐鞄いっぱいの書き損じ墓まで持って行くには重い
令和五年四月三十日
8
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急搬の赤灯まわる雪の小路猫と孤独を賤家に残し
令和三年一月二十日
16
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古き画具を捨つれどぶれぬ魂と気取る身軽の背に蝉しぐれ
令和二年七月五日
15
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背にあかき母たる罪の十字架を負う身にあまる冬の月影
令和二年一月十二日
16
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かりそめの信徒となりてロザリオの曇り拭えど映る星なき
令和元年十二月二十二日
15
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明かすより秘めたることの多かりき墓無き吾のパンドラの箱
平成三十一年四月十七日
22
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冬風に古疵いたし岩見沢雪ふかき街わが罪の街
平成三十年十二月五日
22
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擦りきれたカシミア寒し寺の門吾もひとりのエリナ・リグビー
平成三十年二月二十二日
17
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一対の墓標並べし兄弟に時の散華かオーヴェルの雪
平成三十年一月二十二日
20
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白煙は風に砕けて冬となり師走に独り君逝きたもう
平成二十九年十二月十二日
22
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飛ぶことの叶わぬ羽に歌を持ちニュウナイスズメ冬星となる
平成二十八年十一月二日
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ちゅん太郎が死にました‥
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枯れ色の風は木の葉をわたりゆき君なき秋も十指にあまり
平成二十八年十月十日
27
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現世とは旅先なのか草まくら他生の縁の旅荷をほどく
平成二十八年七月三日
14
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満たされぬ未来の絵図に描いて消す短い夜の果てない荒野
平成二十八年六月二十六日
22
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行商の帰路の荷車祖母の手の夢に揺られて仰ぐ星空
平成二十八年六月十二日
24
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とりあえず無かったことにしていたら実年齢の半分になり
平成二十八年四月二十九日
13
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如月の彩光あそぶアトリエに残り香煙る君のキャビネの
平成二十八年二月十五日
13
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アトリエの君の机上のとりどりに紛れる小箱 終の雪降る
平成二十八年二月十四日
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遺影無く遺品少なき大叔母の美しきかな死後のあり方
平成二十八年一月三十日
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