鹿男あほでよしさん
のうた一覧
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ぼくたちが人間である言い訳としてつかわれる愛と情です
平成二十四年十月二十四日
4
言い訳
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したいことすればいいじゃん!なんていう貴方の首を絞めていいのね
平成二十四年十月七日
5
したい
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社会的倫理に赦されないことばかりがしたい秋の夕暮
平成二十四年十月七日
5
赦
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秋風に虫が鳴くのを聞いている なくのをきいている 泣いてない
平成二十四年十月七日
5
なく
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春先の小学校の校庭の片隅にある「ポンポン」の墓碑
平成二十四年六月十日
2
動物
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三月の終わりに雪が降る街はハンドクリームさえも冷たい
平成二十四年四月七日
9
春よ来い。
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砂利敷きの駐車場から動き出す車の音に怯える夜なか
平成二十三年六月十六日
6
ゴゴゴ
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不幸中の幸いばかりかき集め、「幸せ」という幸福がある。
平成二十三年四月十二日
8
東日本大震災に寄せて。
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本当に暮らす覚悟もないくせに「田舎はいいね」なんて言うなよ
平成二十二年十月十六日
16
シティーボーイめ。
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公園でおでんのふたをカラカラと転がすために秋風は吹く
平成二十二年十月十二日
7
もう秋ですね。
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人間の見るに耐えない厭らしい部分ばかりを見てて 快適
平成二十二年九月四日
5
@一人ぼっちの部屋
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「いつまでもキレイでいたい」と言う主婦は、きっと正しい。森も殺せる。
平成二十二年八月三十日
10
正しい、その2.
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さみしい! と夜空に僕が叫んだらイースター島のモアイが笑う
平成二十二年五月十七日
4
みんな並んで僕のこと笑ってるんだ...
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誰だっていいから話したくなって蟻にオカズの相談をする
平成二十一年七月二十八日
2
今日はどうしようかな。
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日差しとか子供たちとか小鳥とかみんなで僕をいじめないでよ
平成二十一年五月二十六日
14
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産直の キズアリマス の林檎買い力いっぱいすりおろしてる
平成二十一年二月十六日
4
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忘れ物取りに戻って立ち止まる ボク ボク ボク と雪道がある
平成二十一年二月十六日
2
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大切であればあるほど矮小な例えで分かりあえてる僕ら
平成二十一年二月十六日
2
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一人見るニュースは暗く人類のアポトーシスは今日も正常
平成二十一年二月十二日
3
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十分の十にリフトが着くまでにただ全身で きいてる吹雪
平成二十一年二月八日
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