詠み人知らずさん
のうた一覧
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めぐりゆくもののいちぶであることをゆかいとおもうあなたのよこで
令和三年三月十三日
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透明な了解だけがそこにあり 月が照らした夜の道では
令和二年十一月一日
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道を説く者もなくなり八月の蝉のひびきは永遠の今
令和二年八月九日
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まちがいつづける
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車窓から揺れる草穂を見たというただそれだけのうたを書きたい
令和二年七月二十五日
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人はただ自分の顔をさがすだけ月の面にうつる孤独よ
令和二年二月十日
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あらゆるものに
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夕暮れて 誰の名前も呼ばないと決めた男の話など読む
令和元年十二月六日
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火をつけて全部燃やしてそうしてもなくならないもの何て呼べばいい?
令和元年九月二十二日
1
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青空にピエタを浮かびあがらせて夏の終わりの入道雲よ
令和元年九月二十日
1
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あきらめの足元に散る正しさよ 僕らは何も手に入らない
令和元年九月十七日
1
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夕焼けが火焔のように燃えているあなたはわたしを恨むのでしょう
令和元年八月十六日
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ピンクの雲が
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くちびるが 君を探すよ 夜の檻 ふたりの夢は 誰も知らない
令和元年八月十五日
1
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さうですねそれはさぞかし素敵でせうでもわたしにはいらないのです
令和元年七月二十五日
0
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そのためにしんでもいいよ 夕凪の 手紙はきょうも波にのまれる
令和元年五月二十六日
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八重に咲く 花をみるとき 華やいだ 母の顔など 思いだしをり
平成三十一年四月二十五日
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あたたかな陽だまりの中服を脱ぐ名前はいつも誰かがつける
平成三十年十月八日
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にんげんは何ににている?天と地をつないで燃える炎のような
平成三十年七月十一日
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生命は刹那の歓喜 陥穽の中では死人も瞬きをする
平成三十年四月二十七日
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強い風 答えはどこだ 息の根を止めて欲しいとせがむ心臓
平成三十年四月七日
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悩みの
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暖かな陽射しのなかで朽ちて行く きみを眠らす春の花束
平成三十年四月四日
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スピードとスパイスの奴隷だってさ追いかけてくる星は退屈
平成三十年三月二十九日
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