有珠さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- バス降りる人ら一様に前屈み寒もどる日の京都駅前 令和四年三月十二日 2 もっと見る
- 島原の海より出でて海に入る虹はのびのび漁村に架かる 令和四年三月十二日 1 もっと見る
- 蒸し上がるおこわに一粒頑なに閉ざせる小豆誰かに似てる 令和四年三月十二日 5 もっと見る
- ピンと立つ南天定まり気品ありジョウビタキ来て一日に喰らう 令和四年三月十日 0 もっと見る
- この年の十七回忌に座布団がデイスタンス取り並ぶ本堂 令和四年三月十日 6 もっと見る
- ぬくぬくにエアコン効かす少年の部屋の襖の開く春風 令和四年三月十日 1 もっと見る
- 朝の気がカーテンを通し届きおり目覚めのセンサー目の奥の奥 令和四年三月十日 0 もっと見る
- 越して行きし隣家の雨戸ガタガタと風吹くごとに閉めてと騒ぐ 令和四年三月十日 1 もっと見る
- 公園の隅の泉をたどりけば亜細亜大学構内に入る 平成二十八年七月二十五日 1 もっと見る
- 四条橋着物姿の外またに「きっと外国の人」とゆう声 平成二十八年七月二十五日 3 もっと見る
- 沈默を恐れているよに話す人グループの中に必ずいるね 平成二十七年十月二十九日 2 もっと見る
- 誕生の月日の一致は運命とあの子思いき確率は二十三分の一 平成二十七年十月二十九日 1 もっと見る
- 目藥の頬つたう顏そのままに韓国ドラマ泣きながら觀る 平成二十七年九月二十三日 3 もっと見る
- 夏空のとつ国より帰国しし雨戸開ければ尾花のゆれる 平成二十七年九月二十三日 3 もっと見る
- 生真面目に今日咲きおり曼珠沙華庭の片隅彼岸に入る日 平成二十七年九月二十日 3 毎年、この日に咲くので楽しみな彼... もっと見る
- 満月のぐんぐん迫る地球にとビルとビル間に見ゆる月暈 平成二十七年九月二十日 2 もっと見る
- 沖縄の三百年を見守りてアカギという樹祠になりき 平成二十七年九月二十日 4 もっと見る
- 卓上に置かれしアロエの切り口するどく液したたりており 平成二十七年九月十七日 6 もっと見る
- 赤かりき夜半の月の出十一時六分戦後七十年の広島の日 平成二十七年九月十七日 3 もっと見る
