一藤さん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:人気順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
二日酔いの朝にバリッと噛む胡瓜 その青きこと 夏蘇る
平成二十七年七月三十日
12
もっと見る
一日に一ずつ物を捨てゆかん 羊雲の朝 風新しく
平成二十七年九月二十六日
12
もっと見る
帰宅して言ひ返せざりし悔しさに葱刻む手のふと止まりつる
平成二十七年八月二十五日
8
もっと見る
秋鮭は皮がいちばん美味なりといふ友のゐて年老ゆるなり
平成二十七年九月八日
8
もっと見る
偶然か必然なのか日々湿度記録する癖亡き父に似て
平成二十七年九月十一日
8
もっと見る
新しき自分探して聴いた曲「革命」「英雄」最後に「幻想」
平成二十七年七月二十三日
7
もっと見る
梅雨明けて帰り来るなり丸ごとを囓るトマトは塩の味する
平成二十七年七月二十三日
7
もっと見る
空き瓶に金木犀の花摘みて詰めてみたしと望む子のあり
平成二十七年九月二十三日
7
もっと見る
ちちの実の 我が生ひ立ちを記す父の 文字 斯く迄に 和らかなりしか
平成二十七年八月九日
6
もっと見る
晴れて猛暑 降りて雷雨のひと夏よ 母みる身さへ 中庸ならず
平成二十七年八月十五日
6
もっと見る
真っ黒な不安言葉に吐き出して意外に空腹だったと気付く
平成二十七年八月二十日
6
もっと見る
ロットにはあらず シリアル管理なり 機械にさへも個性あるゆゑ
平成二十七年八月二十一日
6
もっと見る
皮剥けば毛細血管のやうな筋透き通るマスカットかな
平成二十七年九月六日
6
もっと見る
ピーマンの青蟲の居た空洞へ冷たき水で迷ひを流す
平成二十七年七月二十日
5
もっと見る
一時停止する白黒の猫の背が横断歩道の縞に溶けゆく
平成二十七年七月二十五日
5
車が来ないかチェックして渡る。用...
もっと見る
乞ふやうな 求むるやうな 目を避きて 名菓ひよ子を 御居処より喰ふ
平成二十七年八月五日
5
もっと見る
朝の厨 一滴ごとに満ちてゆく 熱き珈琲に 今日を占ふ
平成二十七年八月六日
5
もっと見る
来週へ希望繋がむ 催促のメール投げ掛け 今週を閉づ
平成二十七年八月七日
5
もっと見る
命尽き 乾物となれる油蝉 落つるアスファルトに還る土無し
平成二十七年八月八日
5
もっと見る
盲点の如く小さき蜘蛛のゐて 我が神経に巣を編みてをり
平成二十七年八月十一日
5
もっと見る
1
|
2
|
3
>>