西原澪さん
のうた一覧
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爪の端に残るラメさえあの夜の余韻のようにきらきらひかる
平成二十七年六月二十三日
18
2015年6月22日の日記より抜...
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なくなった薬屋の角あじさいが曇天の下風に揺れてた
平成二十七年六月十六日
13
小学生のころ、学校帰りによく薬屋...
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信号は涙を拭う暇もなく青に変わった もう行かなくちゃ
平成二十七年八月六日
11
2008年7月15日あたりに詠ん...
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海沿いのわたしの窓の夕焼けは紫色の帳が下りる
平成二十七年六月十六日
9
はじめてケータイ短歌に投稿した時...
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どの墓も明かりが灯る どの人もみんな誰かが覚えているの
平成二十七年八月十七日
8
2015年8月16日の日記より抜...
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初春の動きはじめた街角にとけ残る雪みたいだ、私
平成二十八年一月四日
8
2015年1月7日の日記より抜粋...
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春の雨 桜はどうしてこんなにもあやうい季節にひらくのだろう
平成二十八年四月一日
8
2016年4月1日の日記より抜粋...
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年下とわかったとたんに褒め方が「しっかりしてる」と上からになる
平成二十七年六月二十六日
7
2015年6月24日の日記より抜...
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仕事にはやや慣れながら あじさいが日ごとにしおれていくのを見てた
平成二十八年七月十二日
7
2016年7月4日の日記より抜粋...
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大雪か地震の時しか話題にもならないかなしいいとしい故郷
平成二十九年一月三十日
7
2017年1月26日の日記より抜...
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若者を次々死なせているくせに「少子化」なんて笑わせるなよ
平成二十九年十月六日
7
2016年9月14日の日記より抜...
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眠っても ごはんを食べても マニキュアを落としたその日みたいに淋しい
平成二十七年六月二十三日
6
2015年5月19日の日記より抜...
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もう一度会いたいんだと願ったよ 雲に隠れたブルームーンに
平成二十七年八月三日
6
2015年7月31日の日記より抜...
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死ねるならそれでもいいと思う夜シートベルトに引き止められて
平成二十七年六月三十日
5
2015年3月26日の日記より抜...
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夕方のすぐ晴れる雨 君がそういう風に泣く人だってこと
平成二十七年七月二日
5
2014年7月3日の日記より抜粋...
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夏でした 私が君を好きなのはたぶん今日とかからじゃないんだ
平成二十七年七月二十一日
5
2015年7月15日の日記より抜...
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疑問符で終わるメールに返さずにスマホをしまう 会いに行くから
平成二十七年九月六日
5
2013年8月20日の日記より抜...
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あんな夢見せられちゃったら仕事とか行けない!ああもう好きなんだけど!
平成二十七年九月十八日
5
2013年8月14日の日記より抜...
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ねえ、今の私は幸せそうですか 静かに待ってる愛車に尋ねる
平成二十七年十月七日
5
2015年9月20日の日記より抜...
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停まらない駅をいくつも過ぎていく 君にとっての私みたいだ
平成二十七年十二月二日
5
2015年8月24日の日記より抜...
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