縫さん
のうた一覧
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君と見た夢を未だに夢に見るとくゆる僕の夢の中の君
令和五年六月二十日
4
君は夢、夢は君。
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「暖かい雨だね」と憂う君に恋い忍ばせた春の予感
令和五年三月二十五日
8
未だ心を冷やさぬように。
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名前が青くて春生まれ、君に恋をしてからずっと青春。
令和四年七月一日
2
私が君に、君が私に。
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明日が来るとね君を愛した私と愛された私が増える
令和四年五月十七日
3
だからもうこわくないね。
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君に舞い君に愛して君に混い君に恋して君に交わる
令和四年五月十四日
3
まだ君に、いずれ君と。
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ただ触れられないだけでまわりくどく世界のすべてに意味ができる
令和四年四月七日
1
君という万華鏡を通して。
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何も言わぬことは何も生わぬことだと君に教えられた恋路
令和四年四月六日
3
君は歌う、私は詠う。
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貸してくれた理由を読み解けないまま君に返した映画の本
令和四年三月二十五日
2
解けた頃には上映終了
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「夜空に浮かぶ檸檬の味を識らずに在るのは難しい事ね」
令和四年二月十六日
1
「何色の花束で包めば綺麗な思い出...
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群青色に恋い愛したそれは永遠という名の感情
令和三年八月二十五日
2
ならばまぼろしではないのだろう。
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君の奏でた音色など本当は覚えていないことを憶えている
令和三年八月十四日
3
雨音には紛れもしない。
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ひびわれてはがれた心のそばにいる君が君のままであるならば
令和三年一月二十二日
1
僕が僕として生きてゆける。
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好きだよと一言渡せないことを僕達は深く愛していた
令和二年九月六日
1
言えば済むなんてものでは到底なく...
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目を細めて微笑うおやすみ前の後世界ごと愛でたくなる君
令和二年六月十八日
3
いい眠りでありますように。
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春の猫つられて君になあと鳴きわめき絡まりほどけぬ未来
令和二年四月六日
5
和えない春だとしてもね。
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仕合わせて交わる出会いはにかんだ君と過ごした時が幸せ
令和元年十一月十四日
1
お久しぶりです。言葉ってかわいい...
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まばゆい星を食んだ極彩色に焦がれ消えぬは君の骨肉
令和元年六月十二日
4
宙を舞うほど君がすきだよ。
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君を見てたやすく笑う僕を見て君が笑えばいいなと思う
平成三十一年四月二十四日
14
それが僕らのお約束ごと。
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口の中にがみ覚えて君を恋い甘くほころぶ永救機関
平成三十一年三月二十九日
3
君にかかればうそもまことに
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うたう声こころに届け解く君を好きでいたら人生が明ける
平成三十一年三月十五日
5
なんの変哲もない歌でも。
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