天徳乃東風さん
のうた一覧
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思ひ出づ花に驚くその笑顏君と歩かむ春の夜櫻
令和五年三月十九日
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蝉時雨 水跳ねの音 甲子園 職場のテレビで 流し見るなり
平成二十七年八月十三日
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富士の嶺に降りたる雪の白い肌少しあかかる君の夕暮れ
令和三年二月三日
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銀世界隠す雷鳥走りたる北の鉄路の跡ぞ悲しき
令和三年一月三十一日
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この想ひ屆かぬことを願ひつつ 朝夕に見る君の御瞳
令和三年二月二日
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願わくはつと見てしがな窓の外君の後ろと雪の夕暮れ
令和三年二月三日
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まだ來ぬと會ふべき日をぞ待ちたれば 袖の泪の春の夕暮れ
令和五年三月十三日
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まだ來ぬと待ち思ひたる夜を越えて有明の月しばし留めむ
令和五年三月十四日
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去年の日を思ひ出づるは花の街櫻並木の春滿ちる君
令和五年三月二十日
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ぬばたまの 夜は望月の 滿ちませば重ぬる憂ひ 風吹きてまし
平成二十七年二月七日
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敷島の 大和の國の 魂よ いざ見守れよ 己が末葉を
平成二十七年八月七日
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雲ありて あきぬくもりぬ 繰り返し戀ふみだせず 月の流るる
平成二十七年八月九日
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時を經て 陸戰の日々 思ひつつ 竹刀を振りて 日々平和なり
平成二十七年八月十日
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あつき夏 やうやう終はり 近づきて 涼しき雨と 竹刀ふりけり
平成二十七年八月二十三日
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久方の 雨に滴る 濡れ瓦 げに四百年の 時ぞ經つらん
平成二十七年八月三十一日
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君がため長長し夜をしのぶれど海邊の道にまつのみぞなる
令和三年一月三十一日
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つとに見き朝日に映ゆる君ゆえに美しきとはゆめに申さじ
令和三年二月四日
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比叡の山 紅葉の色の 色づけば 近江の海も 赤くなりけり
令和四年十一月三日
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雪はやみ積もらば積もれ積もらねば黒き白きとまさなかりけり
平成二十七年二月九日
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つとめてに早く起きてば花咲かじあと一刻も寢なば咲けらむ
平成二十七年三月十八日
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