ふみまろさんのうた一覧 (カテゴリー：家族 並び替え：新着順)
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- あんなパジャマ着て寝てるのにあの家は喧嘩の絶えぬ新婚夫婦 平成二十一年九月十七日 4 もっと見る
- 帰る日の味噌汁の具は貝にして、と海なき異国からの手紙 平成二十一年八月十日 3 もっと見る
- 父の手のぬくもり遠き尺八に桔梗一輪さしまゐらせむ 平成二十一年七月二日 3 もっと見る
- 置いていった小さいダイヤのある指輪 外れて今は空洞のこす 平成二十一年六月十四日 2 もっと見る
- 洗濯がひとり分減ったことなんてかまわず夏に向かう青空 平成二十一年五月二十一日 1 もっと見る
- 夕飯の支度早まる誕生日バーゲン会場尻目に帰る 平成二十一年五月二十一日 2 もっと見る
- いつわりの水盃のせいだろう澄子と分かつ六月の朝 平成二十一年五月十四日 3 もっと見る
- 「何よこれ、一体何を煮ているの？」「魔法学校の宿題なんだよ」 平成二十一年五月九日 1 もっと見る
- 年末夜警火の用心わが祖父は相当おんな好きだったらしい 平成二十一年五月七日 1 もっと見る
- 本当のわさびの味は色褪せた写真の母が教えてくれた 平成二十一年五月七日 2 もっと見る
- 遺影にも春は来たれりすみれ挿す笑み温もりてしらぐしの祖母 平成二十一年五月六日 5 もっと見る
- 一人分だけひだまりが落ちている祖母が愛した庭の冬ざれ 平成二十一年二月五日 12 もっと見る
- 元気かと友達夫婦がやってきた だから余計に寂しくなった 平成二十一年一月二十八日 2 もっと見る
- 顔以外麻痺で動けぬ病床で父は笑った初孫を見て 平成二十一年一月十二日 17 もっと見る
- 一枚に三人並んだ保険証が二枚になった 部屋が寒いな 平成二十一年一月九日 1 もっと見る
- 野の雪にほつりほつりと春をまつ若菜のごとき粥をすすれり 平成二十一年一月六日 5 もっと見る
- 年玉を我慢する子が我と居て旨そうに聴くお初天神 平成二十一年一月一日 4 もっと見る
- 尺八の師範は病んでゆび効かず老人ホームでハーモニカ吹く 平成二十年十二月二十八日 6 もっと見る
