的山紀行さん
のうた一覧
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天よりも地に這い蹲りて行進す彼の人々は飢えた者たち
平成二十七年七月三十日
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古き窓壊れて投げる破片には赤錆色の血液流れ
平成二十七年七月三十日
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手に落ちる滴に気づき空見れば梅雨空に入る灰色の鳩
平成二十七年七月二十九日
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あたたかきチョコの飛び交う一日は絡む指見て風切る指先
平成二十七年二月十四日
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バレンタインを孤独に過ごす
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雪原に未だ芽吹かぬ草花はふるえ希望の融雪を待つ
平成二十七年一月二十三日
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ひらひらと木葉のように舞う鳥の軽さのように吾も落ちたし
平成二十七年一月十七日
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植木から飛び降りる雀を落ち葉と見...
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じゃがいものでんぷん反応ヨウ素液むらさき色の怪しき実験
平成二十六年十二月一日
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溝の底溜まり流れぬ桜の葉すくい上げたる彼女涙す
平成二十六年十二月一日
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にんじんの先か頭かかじる時キャロットの心吾に広がる
平成二十六年十一月三十日
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モノクロに閉じた部屋へ逃げ込めば沈みて深き日々の経験
平成二十六年十一月二十七日
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路地裏の灰の舗装を打ち鳴らす擦れた天使は理想を歌に
平成二十六年十一月二十一日
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見上げれば星ひとつ無き高き天夢を忘れて眠りしこの地に
平成二十六年十一月二十一日
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透明の小さな箱に詰められた柔らかな身は既にもう無い
平成二十六年十一月二十一日
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遮断機の音鳴る先の陽炎に混ざり合う彼立ち尽くす吾
平成二十六年十一月十六日
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始点から景色流れて沈みつつ開ける海に終点有り
平成二十六年十一月十四日
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朝焼けの始発待つ駅潮風はうなじを抜けて旅路を誘う
平成二十六年十一月十四日
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あの人の顔を見るとき赤くなるミセストマトの青い春の日
平成二十六年十一月十四日
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白き空はじける雲の隙間には吾が手を覆う輝く星々
平成二十六年十一月十四日
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