nanashiさん
のうた一覧
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酒を飲むほどにほどけていきます肝心のところは結んだまんま
平成二十六年十一月八日
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若さとは人の哀しみ知らざるかいまようやくにして啄木を知る
平成二十六年十一月十日
6
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おそらくはこの命消えるとも誰も嘆く者なしさっぱりしたもので気が楽じゃん
平成二十六年十一月八日
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玉入れに金と時間を使いますこれも人の生き方ですかね
平成二十六年十一月八日
3
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責任もたぬことだよと吐きし友いまじゃリッパナシャチョウさん
平成二十六年十一月十日
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「空気」という ぬえがひろがる 世の中で なにをたよりに明日をすごそう
平成二十六年十一月十六日
3
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お笑いのアベノミクス それでも民主の盲目政治はこわしおそろし
平成二十六年十一月二十一日
3
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古びたアパートの一室で 藤圭子 パソコンのスピーカーより響く
平成二十六年十二月三日
3
昭和はいずこに
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なぜこんなにも疲れてゐるのか風車 やつぱりあれだよあれ 酒だよ
平成二十六年十一月十一日
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石つぶて 我は放りし 傷つけんと 言の葉のつぶて 今われうけつつ
平成二十六年十一月二十四日
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傷つきし鳩よ かよわきこころよ しばし休めよ 薄暗きねぐらで
平成二十六年十一月十四日
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何万、何億、何百億か この月を眺めた人々 今夜また我ひとり眺める
平成二十六年十一月二十一日
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自転車のかごに落ちしもみじ一枚 五指のひとつ欠けたるを持ち帰る
平成二十六年十一月二十五日
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色あせたもみじの端が一か所欠けて...
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エアコンのかわいた風にしおれたるもみじ葉をぬるきお湯に浸けてみる
平成二十六年十一月二十六日
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晩秋のわがアパートにまぎれこむ 蜻蛉一匹たたく気もせず
平成二十六年十一月二十九日
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性と精酒のむほどに活気ずき老いらくと若気のいたりと混じり合い
平成二十六年十一月二十九日
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愛するひとが 傷つくさまを 見るひとよ 我はなにを言うらむ ただ聞くのみ
平成二十六年十二月四日
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同僚の家族が癌の手術で大変なこと...
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友の言酔いて聞きし我 今じゃ名もなき根無し草
平成二十六年十一月十日
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戦って死ぬこともできず 平成の 若者くさって性転換す
平成二十六年十一月十日
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なんとなく
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携帯の音なるごとく耳鳴りの啄木も聞くかなしき日かな
平成二十六年十一月十一日
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啄木歌集からヒントを得て
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