己利善慮鬼さん
のうた一覧
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街に出でて貴女の髪を思うときふと降り初むるひとひらの雪
平成三十年五月十四日
4
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押し花に優しい色が宿るよう貴女の笑顔が残りますよう
平成三十年二月二十三日
8
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揺りかごに同じ願いが注がれてそれは小さな光のうただ
平成三十年二月十日
8
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天使には羽がないのと言う母の瞳がじっと僕を見ている
平成二十九年八月二日
7
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「今日からは寂しくなるね」そう言って姉の背を押す母の表情
平成二十九年一月三日
10
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蔓伸びて零余子食べたる祖母の目に青柿映る秋来たるらし
平成二十八年九月十九日
10
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寝たる母の呼吸を聞きて安心す親不孝なる我が身錆びゆく
平成二十八年七月四日
10
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去りし日より十年経てど仲間から手紙の届く祖父が憧れ
平成二十八年五月二十二日
5
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幼き日我の玩具を買って来し祖母が頼みで買い物に行く
平成二十七年十二月一日
2
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酒の味知らずに死してなるものか父の背中を睨む秋の夜
平成二十七年十月十日
4
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青空が綺麗と祖母は言うけれど真上に掛かる雲は見えない
平成二十七年九月二十二日
3
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零しても尽きぬ愛こそ親心そうして驕る僕は愚かだ
平成二十七年八月二日
5
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祖父の影アロエの棘とスズメバチ香の煙と翳る太陽
平成二十七年七月二十九日
2
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海近き祖母の住処を訪ねれば潮風の彩太陽と波
平成二十七年七月二十六日
5
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いつの間に父より高く世を眺め支えるようになったのでしょう
平成二十七年七月五日
7
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外邦の姉のメールが愛おしく荷造りの日の諍いを悔い
平成二十七年六月十六日
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温もりの消えた炬燵に我一人家族団欒未だ夢を見る
平成二十七年二月十七日
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色褪せた写真の中の日溜まりに残る温もりやっと気付いた
平成二十七年一月二十八日
3
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俺なんてどうせ姉貴の奴隷だよ今も電車で姉のお使い
平成二十七年一月六日
2
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浅葱の色も香りも空につき父母を思う味噌汁の朝
平成二十六年十二月三十日
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