己利善慮鬼さん
のうた一覧
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生きること死ぬこと僕らが在ることの可笑しさばかり雨として降る
平成三十年六月二十一日
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祖父宛に届く手紙の封蝋を燃やして歌を詠むぞ寂しき
平成二十八年五月二十二日
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嗚呼君よ三途の川は寒かろな夏も終わりて吹き返す風
平成二十七年九月二日
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真っ白で細き指よりさらさらと零れる砂が満たす盃
平成二十七年九月一日
4
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あの人の面影映す盃に崩れる月の赤い光よ
平成二十七年八月十九日
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気付いてよ黒い少女は引き千切る俗世の迷いそのよいよいを
平成二十七年五月二日
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春日野にころも打ち立て往く人も今は昔の語りにぞ在る
平成二十七年四月二十二日
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埃降る部屋にはいつも君がいる何処を捜せど居ないのだから
平成二十七年二月十一日
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湯どころに一夜眠りて一周忌祖父の眠りに掛かることなく
平成二十七年二月七日
2
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大皿の並ぶ食卓ありがとう彼岸の父に捧ぐ炒飯
平成二十七年一月二十四日
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からからと回る紅白火の球に腕を絡める幻の君
平成二十七年一月十一日
2
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祈るたび君は空に昇華する別れることは祈らないのに
平成二十七年一月九日
4
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たゆらりる蝶の死にゆく先の春待たずと君に袖ぞ振りける
平成二十七年一月八日
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「寒いとね声もホントに凍るのよ」高まる冬に澄み渡る母
平成二十六年十二月十二日
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殯 君を裏嘆く揺籃歌戦慄く不壊の恙知らずや
平成二十六年十二月三日
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翠啼く鬼籍の友を偲びては騒げる蝉の歌の静けさ
平成二十六年十一月十二日
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誇れども花とは見えじ松の子の落ちつる時ぞまた君も往く
平成二十六年十一月十二日
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墨染の袖吹き反す無常風夕べも今朝も更くと思えば
平成二十六年十一月六日
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