空魚さんのうた一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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- 朝霜の 枕木渡る サラリーマン カイロ代わりの 缶コーヒー冷ゆ 平成二十一年二月十六日 0 もっと見る
- 満月の 練馬の夜に 解れゆく 安全ロープの 毒蛇に似る 平成二十一年一月二十日 4 08/12/12 もっと見る
- 鏡面に 映り過ぎ行く 影の中 僕は自分を 見付けられない 平成二十年十一月二十五日 2 もっと見る
- 熟れ過ぎた 実に刃を入れる 冷えた朝 香り噎せ立ち 濡れゆく果汁 平成二十年十一月十九日 2 ラ・フランス。 もっと見る
- 新月に 爛れた舌を 絡めおり 今宵一時 海とならんや 平成二十年十一月十八日 1 営業中 モスで休憩 米バーガ... もっと見る
- 雨霧に 霞んだビルの その手前 山鳩ひとつ 君ひとりきり 平成二十年十一月十七日 2 07/09/12 もっと見る
- 天垂れの 草の葉揺らし 雨の朝 甘ったれにも 光は降るか 平成二十年十一月十七日 1 07/09/05 もっと見る
- 小さな目 くるり 星らに 紛れんか 色なき闇に 髪もとかして 平成二十年十一月十四日 3 07/09/19 もっと見る
- 霧晴れて すすきの揺れる 東北道 飽きもしないで ぼくらは笑う 平成二十年十一月十四日 2 07/09/22 もっと見る
- 彷徨の きみよ月には 出逢えたか 影ばれ遁げた 吾を恨むなよ 平成二十年十一月十四日 0 07/09/26 もっと見る
- 朧月 柔しく霞み 誘いかけ 影は濁りて 陰は白じむ 平成二十年十一月十三日 1 08/01/21 もっと見る
- 始発待ち 陽の現れて アスファルト 我が影走り 犬と競いし 平成二十年十一月十三日 2 08/01/28 もっと見る
- すでに亡き 彼の書簡を 一つ持ち 冬田を越えて 来れば月蝕 平成二十年十一月十三日 3 すでに亡き父への葉書一枚持ち冬田... もっと見る
- ビル風に 負けじ世界を 飛ばむとす サラリイマンに 西日の刺さる 平成二十年十一月十二日 1 08/02/13 もっと見る
- 首都高の 防音壁に 影動く 烏が一つ 跳ね回りおり 平成二十年十一月十二日 3 08/02/18 もっと見る
- 花の散る 竜閑橋に 猫は鳴き 赤煉瓦を踏む 我は早足 平成二十年十一月十二日 0 08/04/09 もっと見る
- 黒猫は 竜閑橋の 闇に溶け 三毛は煉瓦に 交じり何処か 平成二十年十一月十二日 3 08/05/07 もっと見る
- 常盤橋 上空を縫う 飛行船 太陽隠し 神無しの月 平成二十年十一月十二日 1 08/10/17 もっと見る
