松本直哉さん
のうた一覧
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爽やかな風吹きわたる緑蔭に弔問の列とぎれざりけり
令和五年五月十二日
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身まかりし数日前に途絶えたるインスタグラム見つつ偲びぬ
令和五年四月二十七日
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手になじむ俳句歳時記胸もとに棺のふたはとぢられにけり
令和五年四月二十二日
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愚かなる神の御業か なきがらのみつからぬまま幾世経ぬらむ
令和五年四月十七日
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反帝の立て看板を担架とせむ無援のひとを送る葬列
令和三年五月二十九日
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頬紅をさせば息あるごとく見ゆひそやかに鳴れラヴェルのパヴァーヌ
令和三年五月二十八日
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いちはつの花咲きいでてたらちねの母の忌日のしづかなる午後
令和二年四月二十七日
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亡きひとのまなざししのぶさざなみの志賀のみやこにかりん熟れつつ
令和元年十一月五日
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搭乗者名簿のなまへカタカナによみあげられて熱帯夜更く
令和元年八月十二日
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あれから三十四年
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夏のやま飛行機墜ちて飛行機のかたちにもえて夏のやま哭く
令和元年八月四日
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御巣鷹に逝きし友の忌ちかづけばおもかげいまだ若かりしまま
令和元年七月二十八日
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雨の庭線香焚いて手をあはす金魚一匹うづめしのちに
令和元年七月十九日
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知らざりき目もとすずしきをみなごの庭を一期のゆめと果てしを
令和元年七月十四日
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四つ角の花替へられてあたらしくかなしみもまたあたらしいまま
令和元年七月四日
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さみどりのもゆるけやきのなみきみち母の忌日に母の恋しき
平成三十一年四月二十八日
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空襲に家を焼かれし母なれど亜米利加にくしとつひに言はざりき
平成三十一年四月二十七日
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薤上の露も干にけりなつかしき友の訃とどくはるのゆふぐれ
平成三十一年三月十二日
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法師蟬きれぎれになくひるさがり墜死の友にあふゆめをみし
平成三十年八月二十日
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御巣鷹忌墜ちし時刻にみるそらのあかねにそまるかなしみのいろ
平成三十年八月十二日
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究明はいまだをはらず御巣鷹に朽ちやはてなん五百のいしぶみ
平成三十年七月二十三日
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