渡邉はるきさん
のうた一覧
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花を待ち春を待つのも常なれど来つれば惜しき年の暮れかな
平成二十一年十二月三十一日
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ぼんやりしていたらもうすっかり年...
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かきくらす雲の絶え間に見えしより清けさまさる冬の夜の月
平成二十一年十二月十九日
14
寒いです。とにかく寒いです。でも...
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年古りて子に贈られし鳩の杖行方も知らず果てをまつのみ
平成二十一年十二月十三日
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風諭。ジャンルは時事だとあからさ...
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きぬかけの山に紅葉の錦して春を秋とや言はむとすらん
平成二十一年十一月二十六日
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四季は好きですが寒いのは嫌です。...
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秋果つる時雨に涙を降りそへて散る紅葉葉の色や増すらむ
平成二十一年十一月十九日
11
俳句投稿サイトをちらっと見て思っ...
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はかなしや萩に宿借る露なれど我が衣手を染めて消えゆく
平成二十一年十一月十三日
12
仕事関係(社会人学生なもので)の...
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鐘の音も香をも聞きけむ岩田山梢渡りて猿の鳴くなる
平成二十一年十一月九日
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私め宛の唱和と取らせていただきま...
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行き違ふ袖の香りもほのかなり暮れ残る空に入相の鐘
平成二十一年十一月七日
12
何だか「そうだ、京都、行こう。」...
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村雨のふる日は遠く霞みつつ軒端の荻はつゆも乾かぬ
平成二十一年十月三十一日
11
恋は成就や喜びよりも閨怨がいちば...
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嘆けども君は知らじな富士のうち煙りも立てで燃ゆる思ひを
平成二十一年十月二十七日
14
いつ爆発するかわからないのが危険...
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風吹けば稲穂に揺らぐ羽の有りむべ秋津島と人の言ひけむ
平成二十一年十月十九日
6
古事記では神武天皇。書紀は・・・...
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かの斎垣めぐしり宮も神さびぬ時雨のほかにもる人もなし
平成二十一年十月十九日
9
実際には博物館や体験館の方がきち...
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年経りて逢ふてふことの稀なればなほ人柄のなつかしきかな
平成二十一年十月十六日
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2年ぶりくらいに某歌道家のご当主...
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今日もまた流れて早き飛鳥川後の渕瀬を誰か知るらむ
平成二十一年十月十四日
8
油断しているとすぐに来年になりそ...
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散るとなく散らぬともなく残る花も四方の嵐に散りにけるかな
平成二十一年十月九日
7
夏の名残が一掃されてすっかり秋の...
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落ちかかる草の雫も聞こゆなり野分の後の原の静けさ
平成二十一年十月八日
7
外に出たら思いがけず肌寒くて吃驚...
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隠るともなに歎かまし心あらばめぐり逢ふ空にありあけの月
平成二十一年十月四日
5
今日のシンポジウムで贈答歌である...
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雲間より隈なき月のかげ見ればここにも秋の風ぞ吹くらし
平成二十一年十月三日
8
今日の月を見ていたら何となく。恋...
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鳥辺野に咲くのもゆかし彼岸花還らぬ人の形見と思へば
平成二十一年十月一日
5
時季外れになってしまいましたが、...
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蝉時雨草のにほひは変はらねど思へば遠き夏の故郷
平成二十一年八月四日
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ふるさとは遠きにありて思ふもの。...
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