ぁゃさん
のうた一覧
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人肌を求めて伸ばす手の先にスマホなる名の偽の温もり
平成二十八年五月十三日
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恋をして恋に溺れて身を崩すそういう恋に潰されたい日
平成二十八年五月十二日
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まどろんで過ぎゆく時の罪深き窓は南に日を集め
平成二十八年五月十二日
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知らぬ間に君は誰かの恋人で 知られぬ失恋繰り返すのさ
平成二十八年五月十二日
1
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人生の休み時間にチャイムなし終わりの時を決めるはわたし
平成二十八年五月十二日
1
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眠る間に走る今夜は夜行バス行き着く先に早朝の街
平成二十八年五月十二日
1
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空清し大楠山より眺むれば富士やら筑波、伊豆に房総
平成二十八年五月九日
1
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「あ」も言わず時の過ぎゆく年の暮れ振り返り見る去年の短さ
平成二十八年五月九日
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夕焼けを浴びたみたいな色をしてパステルみたい滲む紅葉は
平成二十八年五月九日
1
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隠してる傷の分だけ美しくなれると思ったあの日の僕は
平成二十八年五月九日
4
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誰しもがどこか少しづつ病んでいて僕が逃げたい世界の縮図
平成二十八年五月九日
1
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裏道の知らない道を行ってみるちょっとこの街知った気になる
平成二十八年四月三十日
3
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陽だまりは吹く風だけが冷たくてベンチに僕を引き止めている
平成二十八年四月三十日
1
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陽だまりに猫撫でる人羨んで我の行方はまだ定まらじ
平成二十八年四月三十日
3
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間違えた過去も私の一部です消しゴムじゃなく横線で消す
平成二十八年四月三十日
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空きっ腹おやつを少し放り込みさらに腹減る恋心かな
平成二十八年四月三十日
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「調子どう?」「変わりません」と毎日は過ぎてく同じ日などないのに
平成二十八年四月二十三日
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くっつけた布団の領土侵犯は「抱き合いたい」の宣戦布告
平成二十七年十二月二十六日
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安っぽい子供だましにだまされて銀河に見えたラメ入りのペン
平成二十七年十二月二十六日
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どこ居ても そっと独りになれるから イヤフォンの声 好きなこの歌
平成二十七年十二月二十六日
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