赤俊雄さん
のうた一覧
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ずれる世界とける世界の昏がりを照らせ群れなす葦の想いで
平成二十八年四月十八日
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来年の春までここで待たせてと内袖にすべる桜はなびら
平成二十八年四月七日
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塩からい花弁の茶を舌にのせしゅんの薫りに身をひたす幸
平成二十八年四月四日
13
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薄月の優しい視線に身を晒し渋る蕾がほどかれる夜
平成二十八年三月二十四日
14
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押入れの扉を閉ざし寝かしつける次の冬までおやすみなさい
平成二十八年三月十八日
5
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去りぎわの双魚の放つすべらかなひかりに濡れて白羊を待つ
平成二十八年三月十七日
6
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キーを撃つ指が活計の術ゆえに感謝こめ仕舞う冬のグローブ
平成二十八年三月十六日
3
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去る冬の未練くらいと思っても頬刺す風、つい睨んでしまう
平成二十八年三月十五日
6
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あの日から五年後の今日あの夜と同じ経路を択び帰宅す
平成二十八年三月十一日
13
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さくら樹にふくれる蕾を幻視する白羊すらまだ訪れぬのに
平成二十八年三月八日
5
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美しく濁る空から疾りだす水に晒されすこし落ち着く
平成二十八年三月六日
2
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あかつきの月を茜に焼きあげる春陽の勁さに背をおされ往く
平成二十八年三月三日
11
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早朝の空に疲れた横顔を浮かばせる月にわれ透かし視る
平成二十八年三月二日
9
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新作のカップアイスでぬくぬくと舌あまやかす祝祭の冬
平成二十八年二月二十三日
4
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首筋を月のひかりにひんやりとくすぐられてマフラーを執る
平成二十八年二月十七日
10
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全身に春の気配がからみつくニイマルイチロクマルニイイチマサン
平成二十八年二月十三日
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窓枠の影のかたちが春様に整う朝に今日、気づいた
平成二十八年二月十日
4
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カレンダーに刷られた二字に惑わされ季節が変わる気がするふりする
平成二十八年二月四日
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街灯のひかりの不在が告げている忍びよる春のシグナル
平成二十八年一月二十七日
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道端に居座る雪の黒いぶん今朝の空気はすこし美味しい(か?)
平成二十八年一月十九日
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