詠み人知らずさん
のうた一覧
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字が書けぬ 祖母が遺した 文字もどき カタカナらしき アリガトウかな
平成二十六年七月十日
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亡き祖母の遺した物。
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生き物を摂らねば死ぬる身体なれいただきますとごちそうさまと
平成二十七年六月二十四日
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命をもらう。
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木の額の軍服を着て立つ祖父は息子のごとき二十六なり
平成二十七年七月二十九日
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亡き祖父の遺影。
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何千のフォトが遺りしデジカメに僕の知らない父の眼があり
平成二十七年七月三日
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亡き父のフォト。
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指切りを何度もしては破りたり今夜も遅く絵本は読めぬ
平成二十七年六月二十三日
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残業で帰宅が遅くなり。
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メモ帳に自分で書いたあせるなを開いては見る闘病の日々
平成二十七年五月十九日
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闘病。
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あたらしいレィンシューズを履きたくて雨の降るのが楽しみな子よ
平成二十七年五月二十六日
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おニューの長くつ。
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語るよりささやくように詠いたし満開よりもつぼみのことば
平成二十七年六月十三日
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心得。
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家族がねいっしょになって回ってる一日二度の洗濯機には
平成二十七年六月十四日
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家族。
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汗だくで油まみれの作業着の父が好きだとひとり娘が
平成二十七年六月十七日
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作業着の父。
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表札は変わらぬままのあの家はあるじは亡くて子も嫁ぎたり
平成二十七年六月二十九日
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古家。
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一両の模型のような電車にはパンタグラフもかわいくひとつ
平成二十七年七月三十一日
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レトロの路面電車。
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あるじ亡き家の庭には草が生え猫が住みては子も産まれたり
平成二十七年五月六日
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空き家。
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うたのわは盃かわすうたげなり満月の夜につどうがごとし
平成二十七年五月二十七日
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うたのわで一杯。
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押入れのなかにひそんだかくれんぼ狭くて入れぬ大人になりぬ
平成二十七年五月二十一日
23
幼き頃のかくれんぼ。
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夕方のスーパーに行き値引かれた弁当を買うひとりごはんよ
平成二十七年五月二十二日
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ひとりごはん。
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ばあちゃんが毛糸をほどき編み直し孫に贈るよ小さなセーター
平成二十七年五月二十七日
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ばあちゃんの編み物。
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自販機に入れては戻る百円は我をみるよで財布にしまう
平成二十七年六月十日
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自販機を通らない百円玉。世渡りが...
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開いてはじっと見つめる幼子の顔よりずっと大きなメニュー
平成二十七年四月十八日
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ファミレスでメニュー表を見る幼子...
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悩みたる一人のときは亡き父の部屋で座りて線香をたく
平成二十七年四月十九日
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亡き父を偲び、頼る。
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