速魚さんのうた一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
|
|
- 雪うさぎ雪に戻れぬ遊女かな 赤い実ふたつ青い葉ふたつ 令和三年一月七日 5 もっと見る
- 雨の打つフロントガラス眺めれば 月面に立つ 真夜中の吾 令和二年六月二十七日 5 雨がガラスの上に作る円。それが月... もっと見る
- 気まぐれな心変わりを誘うよう 紫陽花を打つ雨の激しさ 令和二年六月二十日 8 もっと見る
- 少しだけ泣けばいいのに 梅雨曇り そう少しだけ泣いておくれよ 令和二年六月二十日 3 もっと見る
- どくだみや 可憐で強くて憎らしい 君に寄り添う白足袋の人 令和二年五月二十三日 5 もっと見る
- 曇天も ほんのり花に酔うように 薄桃色へ溶けゆくように 令和二年三月三十日 6 もっと見る
- 空色のブラウス纏う若き吾に 逢える気のする 花冷えの夜 令和二年三月二十三日 8 もっと見る
- 夕まぐれ 遊女の挿したかんざしの面影かなし おみなえし咲く 平成三十年九月十日 10 もっと見る
- 紅させば ぼんやりとした叔母の目に正気の光集まる 刹那 平成三十年八月二十日 12 そういうふうに見えただけで、実際... もっと見る
- サルビアの零れたような口紅を携え叔母の病室探す 平成三十年八月二十日 8 もっと見る
- こんなにも待ち焦がれてた筈なのに春の心に砂嵐吹く 平成三十年三月十八日 13 春の心はイライラ、ジラジラ、ジリ... もっと見る
- 銀雪に傾いて耐えて 温かな明かりをともす蜜柑の実り 平成三十年一月二十二日 19 もっと見る
- 月影は水面に揺れて 眠れずにいるのでしょうか銀色の魚 平成三十年一月二十二日 12 もっと見る
- 紫陽花の憂いの藍に降り注ぐ雨の雫は 銀に光れり 平成二十九年六月十八日 10 もっと見る
- 会いたくも関わりたくもない人のフェイスブックを覗く憂鬱 平成二十九年五月二十五日 7 もっと見る
- 氷室より去年の土筆放り出し 今年の春を閉じ込めんとす 平成二十九年五月七日 14 もっと見る
- 梔子の夢幻に誘う甘い香を濯ぐかのよう 雨の激しさ 平成二十八年六月十三日 15 もっと見る
- 紫陽花の青ふかぶかく染めなんと糠雨煙る 銀色の朝 平成二十八年六月十三日 17 もっと見る
- 散りたいのあなたの肩にふんわりと 桜のように 悪夢のように 平成二十八年四月四日 17 もっと見る
- 君のシャツ 肩に羽織って微睡めば汗の香淡く 夏の終わりに 平成二十七年八月二十五日 15 もっと見る
