高橋なぎささん
のうた一覧
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パーカーのフードを深く被りつつのど仏だけ見つめています
平成二十六年七月二日
3
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三度目の別れ話のいざこざを聞いているのは濡れた紫陽花
平成二十六年六月二十七日
6
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銀幕を張りめぐらせて口づけるふたりの園に花は咲かない
平成二十六年六月二十六日
2
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生存をたまに確認するくらい許して欲しい夕暮れの風
平成二十六年六月二十一日
6
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ブラウスの醤油のシミは頑張れば消えるし君も忘れるだろう
平成二十六年六月二十一日
4
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星月夜 きみに愛され憎まれて刺されるのなら前からがいい
平成二十六年六月二十一日
4
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この恋を綺麗なままに終わらせた涙でゆがむショコラガレット
平成二十六年六月二十日
5
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酔い方が可愛いひとの大きな手あの日確かに幸せだった
平成二十六年六月十九日
12
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嘲笑う君に背を向け繰りかえし乾いた指で混ぜるマゼンタ
平成二十六年六月十九日
2
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誰からもメールの来ない真夜中をひらひらひらと泳ぐ蘭鋳
平成二十六年六月十六日
8
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あと五分ねむるあなたを見ていたい嘘を重ねて破綻する恋
平成二十六年六月十六日
4
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私の方があなたを好きですと三分降って消える雨雲
平成二十六年六月十四日
2
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焼き鳥屋ビジネスホテル苦笑いさせちゃうくらい好きでごめんね
平成二十六年六月十三日
2
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騙されていてもいいから好きだからいつもの高架下で待ってる
平成二十六年六月五日
4
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初めての時は愛していなかった いつもの高架下で 待ってる
平成二十六年六月五日
1
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