寧々さんのうた一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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- 薄雲の空から降る陽もう薄くオレンジドロップ眺めてゐるやう 平成二十八年十月十一日 5 もっと見る
- 秋晴れの空に烏堂々と自慢の聲を披露してをり 平成二十八年十月六日 7 もっと見る
- 嵐過ぎ殘滓の雲ら流されて水色の空にマーブル模樣 平成二十八年十月六日 7 もっと見る
- 桃色の風過ぎ行きて緑濃く瞳を染めし５月の街よ 平成二十八年四月二十五日 4 もっと見る
- 頭上には光缺片のごとくあり眼に映る時の過ぐさま 平成二十七年十二月十九日 5 もっと見る
- 木枯らしが吹き拔けていく小路には金茶黄色の波が搖れてる 平成二十七年十一月十日 6 もっと見る
- つねられてゐるやうな風吹き拔けて影細くなる木枯らしの夜 平成二十七年十月二十九日 5 もっと見る
- 夕暮れに脅かしの風吹けばほら螺がきりきり卷かれて闇夜 平成二十七年十月七日 5 もっと見る
- ふいと手が触れて空に十五夜のくちなしいろした毬月跳ねる 平成二十七年九月二十八日 8 もっと見る
- 音もなく秋は來たりぬストールを羽織るふはりと空に撫でられ 平成二十七年八月三十日 4 もっと見る
- あちこちに蝉の骸が墜ちてなお空は青青哀しくなりぬ 平成二十七年八月二十四日 8 もっと見る
- 夜半の夏朧に見えし陽の影はぬめりねめりと身動ぎをする 平成二十七年八月二十二日 3 もっと見る
- ふと蝉の鳴き聲消えて夏は溶け耳に殘りし雷鳴遠く 平成二十七年八月十九日 6 もっと見る
- ラジオから聽こえる歌は冷たくて蒸し暑き夜風の夢見る 平成二十七年七月二十八日 5 もっと見る
- あちこちに雲ひしめきて雨を呼ぶやがて溶けゆくアイスクリーム 平成二十七年七月十七日 3 もっと見る
- 嵐くる空に滿ちたる千切れ雲波に漂ふ海月の如く 平成二十七年七月十七日 4 もっと見る
- 振り向きもせず紫陽花は掻き消えて雨雲ぐるり月が終はる 平成二十七年六月三十日 4 もっと見る
- 枠線がかじけた雲が空のしたぬるり動ゐて梅雨晴れ暑し 平成二十七年六月二十五日 4 もっと見る
- 雨上がる濡れし花瓣煌めゐて紫陽花の群夜會へ向かふ 平成二十七年六月五日 7 もっと見る
- 生まれ出る泡のやうな紫陽花のまるいまるい塊叩く 平成二十七年六月三日 7 もっと見る
