美津村さん
のうた一覧
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つづきゐし雨の漸くやみし海二十分ほど照りて日暮れぬ
平成二十九年一月三日
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乗客を見切りて発車する時にするどき罵声を車掌我が受く
平成二十八年五月十八日
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黄砂にかすむ野を行き行けば夕焼けて脚裏ひきつるわが影薄くなる
平成二十八年五月二日
11
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幾度のためらひの末に打ち明けむ雨降る町の赤電話に来つ
平成二十八年四月十八日
11
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雪のうへに細く足跡を残しゆく君との別離を予想してをり
平成二十八年四月十八日
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風いでて灰の飛び散る焚火の跡君を見送りしあとに見てゐつ
平成二十八年四月十四日
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遠きより人は憎しみゐるらむか清らなる君の声聞きにゆく
平成二十八年四月十四日
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訛りなく清き声にて話しくる君の電話はいつも簡潔
平成二十八年四月十四日
11
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君に会ふためらひありてヒヤシンス匂ふ花屋の角曲りきぬ
平成二十八年四月十四日
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妻の外に女を愛したことはなし女に好かれた記憶もあらず
平成二十八年三月二十五日
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降る雪にかすむ遠き村の方寺の鐘鳴る二つ・三つ・四つ・・・・・
平成二十八年二月十八日
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永久に残さむ願ひに石に彫られし歌 石も歌も風化しぼろぼろ
平成二十七年十一月十七日
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眼光は鋭けれど縁無眼鏡のレンズの指紋は心緩ましむ
平成二十七年八月二十二日
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金あらば買いたき株価手帳に記しながくかかりて新聞を読む
平成二十七年六月二十一日
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寝台特急に乗りて遊びし日の友ら去りてはるかなり健やかなりや
平成二十七年五月十日
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嘘を言い妻を慰め得たれども嘘がばれぬか心配でならず
平成二十七年五月三日
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皿のカレーをパンでふき取り食う人をその食べ方も吾は好まず
平成二十七年四月十五日
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「サクラチル」「サクラサカズ」さしあたり我が家に不幸あり猫は死にたり
平成二十七年四月十日
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なに事かありたる如くなき如く 沖を見やりて佇む漁師ら
平成二十六年十一月二十七日
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壁板の木目模様にマリアさま見護られて夜よる眠る
平成二十六年九月八日
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