甲斐さん
のうた一覧
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老眼を訴え出した母の目が今年最初の螢を捉える
平成二十七年六月一日
10
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3月に滿ちる濃いピンクの死臭 セーラー服を脱いで少女は
平成二十六年四月二日
2
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喩えるなら 頭の中の海底でマンボウの稚魚がつぎつぎ死ぬ夜
平成二十六年二月十日
1
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「優しい子が好き」と笑むきみ 夜の蜘蛛さえも殺さなくなった我
平成二十六年二月十日
2
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濃霧です 一寸先すら見えないような、あなたとわたしを分かてぬような
平成二十六年二月九日
4
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今朝ですか? 成人式も終えたので私を五センチ殺してきました
平成二十六年二月二日
1
一年ぶりのショートカットは首筋が...
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「ねえ恋でいられなくなった恋はそのあとなにになる?」「星、死んだ星」
平成二十六年二月二日
1
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思い出すきっと絡めることのないあなたの小指が好きだったこと
平成二十六年二月二日
5
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自転車のペダルを踏んで夜を游ぐ 二月の闇はわたしにやさしい
平成二十六年二月二日
4
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朝顏になりたかったのです仄白いあなたの指をみずいろに染め
平成二十六年一月二十九日
5
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ひとりでは花にもなれずに絡みつく眼鏡の弦を解いて おやすみ
平成二十六年一月二十九日
8
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どこにでもいけるあなたがすきだから どこにもいけないふりをしてたの
平成二十六年一月二十七日
3
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帰り路の青信号がさくさくと目に刺さるそんな薄暮もある
平成二十六年一月二十七日
1
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もしあなた哀れんでやると云うのならわたしの骨を飲んでください
平成二十六年一月二十七日
1
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前向きに死にたがる癖を助長して金平糖が舌なぞる 甘い
平成二十六年一月二十七日
1
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引き出しに小さな星をしまってさ そしたら明日の話をしよう
平成二十六年一月二十七日
3
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