斉藤沙魚さん
のうた一覧
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同胞を切り倒されし街路樹よ明日コンビニで立て篭もろうぞ
平成二十年十二月四日
17
似たようなもんです。
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果実酒の瓶を揺すればしんしんと氷砂糖のまぼろしの鳴る
令和二年四月二日
12
よく漬かりました
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十四から二十二まで青春を分別している燃えない燃える
平成二十一年六月二十六日
11
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忘れてた君のうたが動脈の蛇口を壊してあふれだす春
令和二年三月三日
11
蛇口が壊れて噴水になったことがあ...
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やんわりと刺された釘さえ愛おしい君の呼吸をまとった言葉
令和二年三月十日
11
五寸釘でもウェルカム
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春陽射す中止となった約束に孵らなかった歌の卵に
令和二年三月十八日
10
存在しないものにも陽射しはやさし...
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母が死ぬ私が悔いるそのときに破瓜に震える少女もあらう
平成二十年十二月二日
8
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愛だけは誰にも負けないと人が云う僕の愛はいつ負けたの
令和二年三月二日
8
愛の優劣がよくわからない
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君がいるから生きられるけど君が好きだからうまく生きられない
令和二年三月四日
8
今日は生きてる
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炭酸の「気」みたいにすぐ消えるから かなしみのプルタブを次々
平成二十一年十月十八日
7
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あおかった時代のふたをひとつずつ薄目でひらく耳鳴りの夜
平成二十三年一月二十二日
7
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君がよく眠れますよう静けさを編む冠はミモザのつぼみ
令和二年三月九日
7
春の微睡みを。
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ひと二人いれば社会の成るという裸足よ森で独りを得よう
令和二年三月十四日
7
虫もどんぐりも踏む。
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春ごとに一から花をやり直す桜おまえってすごいやつだな
令和二年三月十六日
7
何度でもやり直せるのすごいな。
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おそろいのダイナマイトを買ったけど火のつけ方も知らない僕ら
令和二年三月十七日
7
マッチも擦れない
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君のそのシャツの硬さに触れたなら死んでもいいのに生かされている
令和二年三月二十六日
7
生きるのが続いてる
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吊り革を支える肘が鋭角な君の見ている世界は青い
令和二年三月二十七日
7
君の見てる世界が見たい
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雨はあたたかい証と云つてゐた君のエピタフ氷を供す
平成二十年十二月一日
6
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引出の亡霊燃し尽しても爪裏の垢 かつて十四
平成二十年十二月七日
6
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君の名を見てざわめいて泣いてしまう夜を二月よ疾く連れてゆけ
令和二年二月二十八日
6
うるう年なのでもう一日泣く。
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