詠み人知らずさん
のうた一覧
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身の内に宇宙の記憶を孕みつつ風に巻かれて種は地に落つ
平成二十二年五月二十三日
6
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ぜんぶ ぜんぶがいとおしい 君の呼吸 僕の脈拍 地球の自転
平成二十二年三月十四日
5
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君は歌う宇宙の底の底の底ほのかに溜まるひかりの中で
平成二十二年三月十二日
7
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九ヶ月たったら雪もまた降るだろうみどりの風を浅く吸い込む
平成二十二年三月八日
6
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この星でいちばん最後の花が咲くいちばん最後の蝶が来るまで
平成二十二年三月六日
10
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三月の日差しは淡くあたたかく沼の底までやさしく響く
平成二十二年三月二日
7
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春の朝あの子が来るまであとすこし散らないでいるよと花弁が言った
平成二十二年三月一日
3
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降り積もる降り積もる降り積もる雪のした一億年の眠りを眠る
平成二十二年一月六日
6
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貝殻の中に詰まった空っぽに耳をあてれば繋がるどこか
平成二十一年十二月十九日
4
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天上の誰かの手から次々と溢れこぼれる光こそ夏
平成二十一年六月十二日
6
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もういちど生命の起源からはじめよう原始の海で僕らは歌う
平成二十一年六月十一日
9
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北風のわたった跡を道と為しコヨーテは独り荒野を駆ける
平成二十一年二月二十日
1
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わたくしは羊飼いです羊です喰われる草です葉につく虫です
平成二十一年二月十八日
9
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生物の食う食われるのサイクルを逃れしことの罪と孤独と
平成二十一年二月十四日
3
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何度でも僕は土から生え出でて空の君に触れそうになる
平成二十一年一月二十日
6
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コヨーテは歌うあらゆる谷底で 地球のまわる音にあわせて
平成二十年十二月一日
13
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老亀はあざやかな風を回顧せり地球が最初にまわったときの
平成二十年十一月二十三日
5
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